オホーツクのアナウンサーの日記(2024年5月28日)

5月28日 くもり?

(朝からばたばたしていたら、日記がこんな時間になってしまいました。大河ドラマ「光る君へ」を好んで視聴している中で、平安貴族は翌朝に日記を書いていたらしいことを知りました。私もそれに倣って……いや、都合の良い言い訳を見つけたつもりでしたが、この時間はさすがに逸脱している自覚はあります。しかも、平安貴族は活動開始がものすごく早く、我々でいう「朝」や「午前」はバリバリ仕事タイムだそう。つまり、もとより平安貴族は、「現代人のいわゆる翌朝にあたる時間」に日記は書いていなかったみたいです。もうすぐ夕食の時間ですし。前置きが長くなりました。日記を書きます)。

3,000キロの向こうから、贈り物が届いた。いまが旬とのこと。追熟しないので早めに食べて!という優しい忠告に従って、えいと包丁を入れる。ざくっという音とともに心地よく切れて、みずみずしく黄色い断面が現れた!思ったよりかたくないと思った次の瞬間、新鮮で甘酸っぱい香りが広がった。

ひときれつまみぐい。

甘い!

まだ2つもある。早く食べなければ。
1つは夫の実家に持って行こう。
もう1つは……おいしくいただきまーす!

ご縁とは不思議なものだ。

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北海道の東側、道東のオホーツク海側でアナウンサーをしている、伊藤ゆりかです。東京の50分の1の人数が、東京の5倍の面積に住んでいるという「隣人までの距離が遠い」この地域で、「あなたの隣のアナウンサー」を名乗って生きています。

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