葉歌 ~AIとの戯れ~ 「日本語」編
キーワード:日本語
生成AIの進化は止まるところを知らない。
ならばAIを「思考回路を持つ一人の人間」として扱い、戯れてみようではないか。
そう、こんな風に・・・
1.ChatGPTに、あるキーワードから連想される単語を100個挙げてもらい、リストを公表。
2.その中から、「なぜリストに挙がったの??」と疑問に思う3つの単語を選定。
3.3つの単語は、読み仮名の文字数で基本、4・3・5のものとし、これを「言の葉の歌」、”葉歌(ようか)”とする。
4.AIは何を以ってそれらの単語を連想したのか推察する。
その単語を抽出するに至るプロセスまで想像できれば尚良い。
(皆様も是非、いろいろと思いを巡らせてみてください)
5.葉歌をDeepAIのテキストプロンプトとして、挿絵画像を生成させる。
ー「日本語」からChatGPTが連想した100単語ー
島、海、虹、星、蛍、禅、糸、獅子、朝霞、雨音、火花、風景、山岳、海風、空夜、雲海、初雪、桜花、秋風、雨雲、夏祭、山峰、落葉、夕焼、氷河、春の風、夜明け、空梅雨、紅葉狩り、雪山、青海波、津波、静、美、芸、読む、色、心、語り、終焉、鏡、人形、笑顔、知、思、遊、家族、街、城、風呂、電車、路地、神社、寺、市場、喜び、雨音、月夜、海岸、風船、
山嵐、雪花、雷鳴、橋渡、五月雨、風鈴、藍色、雪解け、彩雲、霧雨、霜柱、霧笛、氷雨、龍虎、紫陽花、紺碧、篝火、蝉時雨、松風、空虚、紅白、蓮華、綿雪、鳳凰、玄武、白虎、朱雀、青龍、玉翠、朧月、紅蓮、雷峰塔、松月、菖蒲、雪鶴、紫煙、雪洞、桐箱、梅雨明け、紫鳥
ー葉歌ー
青海波 空梅雨 山嵐
ーAIは何を思ったかー
「青海波」
半円の同心円を三つ重ねて、それが扇状にいくつも重なり合った幾何文様で、吉祥文様の一つだという。
「人々の平穏な暮らしが未来永劫へと続くように」という意味があるらしいが、この「人々」が日本人のみならず、世界の人々に繋がる御仏心の顕れであってほしいと思う。
「空夜」
静かで寂しい夜。
”空”の一文字から、その様を読み取り、想起させる。
日本語の表現の幅を評して、挙げられた単語なのかもしれない。
「山嵐」
”やま”と”あらし”に分けてみると、思い出されるのが、百人一首の歌である。
「吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ」
季節の移り変わりを詠みつつ、「山」と「風」を組み合わせると「嵐」になるという、一種の言葉遊びも入っている。
言葉遊びそのものは、日本だけに限らないが、文字の組み合わせの妙を楽しむのは、日本ならではといった趣を感じる。