葉歌 ~AIとの戯れ~ 「音楽」編
キーワード:音楽
生成AIの進化は止まるところを知らない。
ならばAIを「思考回路を持つ一人の人間」として扱い、戯れてみようではないか。
そう、こんな風に・・・
1.ChatGPTに、あるキーワードから連想される単語を100個挙げてもらい、リストを公表。
2.その中から、「なぜリストに挙がったの??」と疑問に思う3つの単語を選定。
3.3つの単語は、読み仮名の文字数で基本、4・3・5のものとし、これを「言の葉の歌」、”葉歌(ようか)”とする。
4.AIは何を以ってそれらの単語を連想したのか推察する。
その単語を抽出するに至るプロセスまで想像できれば尚良い。
(皆様も是非、いろいろと思いを巡らせてみてください)
5.葉歌をDeepAIのテキストプロンプトとして、挿絵画像を生成させる。
ー「音楽」からChatGPTが連想した100単語ー
歌、声、曲、楽器、演奏、芸術、聞こえる、感動、リズム、バンド、
ソロ、コンサート、ピアノ、ギター、ドラム、ヴァイオリン、オーケストラ、クラシック、ポップ、ロック、ジャズ、ブルース、国、ヒップホップ、ダンス、歌詞、感情、躍動、感じる、響く、旋律、和音、音色、アレンジ、指揮、コンポーザー、インストルメンタル、トランペット、数学、演奏者、アーティスト、作曲、音楽会、楽譜、ハート、歓声、熱狂、音響、フェスティバル、映画音楽、視覚、インスピレーション、プレイリスト、リピート、テンポ、ピッチ、アルバム、レコード、ライブ、クレシェンド、デカレシェンド、楽感、モチーフ、レッスン、コンクール、音階、フレーズ、サンプリング、シンセサイザー、ピアニスト、笑顔、歌声、星空、感じる、愛情、瞬間、美しい、語り手、高揚、旅人、笛、ハーモニー、メロディー、音楽界、演奏技術、和音、文化、評論、ソウル、フォーク、楽章、ノイズ、カンタータ、マエストロ、絵画、表現、楽章、ハーモニー、調性、教育
ー葉歌ー
旅人 絵画 数学
ーAIは何を思ったかー
「旅人」
「旅人」という単語を、タイトルに含んだ曲はいくつかある。
だが、私が「旅人」という単語から、すぐに頭に思い浮かんだのは、人生の三分の一を旅に費やしたと言われる、モーツァルトであった。
当時と今とでは、移動手段の速度が違う。目の前を流れる”景色”という情報の質や量も違ったであろう。
もしそれが、現代音楽との違いを生んでいるとすると、生成AIに、モーツアルトの時代の『時間の速度』の中で見たであろう景色をインプットされた時、新しい音楽が生まれるのではあるまいか。
「絵画」
フェルメールにドガにルノワールにクリムト。
多くの画家が、音楽を題材にした絵を残している。
「親和性の高さ」からChatGPTが”絵画”という単語を挙げてきたのだとすると、学習のレベルや強化方法、用いられているであろう活性化関数に、興味が沸くところである。
「数学」
音程を発見したのは、数学者ピタゴラスだというのは有名な話である。
それとは別に、児童や学生に音楽を積極的に学ばせることで、算数や数学が得意になることを発見したという研究もあるようだ。
数学と音楽の密接な関係性を考慮すれば、生成AIが歴史に残る名曲を残す可能性も大いにあり得る。
人間による作曲か、AIによる作曲か、前もって知らなければ、人間には区別がつかないであろう。
寂しく残念でもあるが、「芸術だけは人間の聖域」と考えるのは、もはや時代遅れなのだろう。
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