摂食障害として出た私のSOS
生きていれば当然、嬉しいことも、悲しいことも、楽しいことも、辛いことだってある。その中で、
「嬉しさ」や「楽しさ」は比較的表に出しやすい。
その理由は、世間的に ポジティブ と位置付けられている感情だからだろう。
一般的に、ポジティブなものに人は惹かれるしポジティブなことに理想を置くことが多い。
それはそれでアリ。全然良い。
問題はそこではなく、マイナスな感情=ダメと定義する事。
生きていれば悲しくて辛いことだって、同等に起こるのだ。
しかし、自身のプライドだったり、気にしたらキリがないほどの他人の目線、他人の目線、他人の目線。
これらを気にすることでマイナス感情は一気に一人自分の心の中に押し殺してしまう。
マイナスな部分をさらけ出せず、一人で溜め込んで今にも潰れてしまいそうな人々と、私は幾度となく出会ってきた。(20年という短い間だが。)
そして私も、その一人だった。
これから、私が摂食障害を発症した原因を深掘りつつ、単に「痩せたい」「太りたくない」という感情から起こるように見せかけて、
摂食障害というのは本人にとってほんのきっかけに過ぎないということ。
本当のSOSはもっと奥底にあるということを綴っていきたいと思う。
これは摂食障害だけではない。
あくまでも私の場合、そのSOSの伝え方がたまたま"摂食障害"だった。それでしかSOSを発信できなかった。ということ。