オンラインワークショップ第17弾「I to Lautashi × パティシエ・大塚陽介 & シェフ・瀧島誠士」 鈴木えみがチョコレート作りに挑戦!
鈴木えみがデザイナーを務めるアパレルブランド「Lautashi」とユーザーをつなぐ承認制有料コミュニティ「I to Lautashi(いとらうたし)」。
2月23日(水・祝)には、鈴木えみがコラボレーションして発売したバレンタインチョコレートボックス「 NYANDERLAND (ニャンダーランド)」の開発や生産に携わっていただいたパティシエ・大塚陽介さん、チョコレートブランドSeisteの瀧島誠士さんと一緒にチョコレート作りに挑戦するライブ配信を実施した。
鈴木えみ(以下、鈴木) 今日は世界一になられたお二人に色々な技を教わりながらニャンダーランドのチョコレートの製造体験をさせていただけるということで、とても楽しみにしています!何を体験させてもらえるんでしょうか?
——— パティシエ・大塚陽介さん(以下、大塚) ニャンダーランドの3つのチョコレートのデコレーションで、ダニョと中にホワイトチョコレートが入ったライムハチミツです。
——— チョコレートブランドSeiste・瀧島誠士さん(以下、瀧島)それから、ニャンダーランドの下段にあった四角いイチゴのチョコレートです。
鈴木 今回、上の三段分を大塚さんが企画、下の四角いチョコレートを瀧島さんが監修して、お二人で二日徹夜して作ってくださったんですよね。本当にありがとうございました。
——— 瀧島 集中して作れたので、すごく鮮度の良い状態で出せたのが良かったです。
鈴木 やっぱりチョコレートにも鮮度ってあるんですね。冷蔵庫に入れて保存した方がいいですか?
——— 瀧島 20度以下の環境で、冷やし過ぎもよくなくて、冷蔵庫だと少し風味が落ちてしまうので、野菜室がちょうどいいです。
——— 大塚 長期の保存であれば、冷凍です。解凍は前日の夜に冷蔵庫に入れれば次の日には食べられます。急激に解凍してしまうと、表面に付いている霜が水滴になり表面を汚すことがあるので、ゆっくり解凍する方がいいです。
鈴木 それでは、早速やっていきましょうか。
★チョコレート作りスタート
①ライムハチミツ
——— 大塚 ライムハチミツの色付けから始めましょう。まずは、ブラシを使って、カカオバターに白く色を付けたものでドームの形の型の中に白いポツポツを作っていきます。
鈴木 この作業をするのは初めてなんですが、アートやネイルでよく見る技のような気がします。これはおうちでも手軽に出来ますね。
——— 大塚 次は、丸の半分にエアスプレーで緑色を吹き付けていきます。
鈴木 私の方が色が濃く出来上がりました。欲張っちゃった笑
——— 大塚 今度は反対側の丸半分にエアスプレーでゴールドを吹き付けていきます。
鈴木 出来ていますか?非常に不安です。
——— 大塚 OKです。最後に、ここにチョコレートを流し入れます。
鈴木 ・・・・・・。(黙々と作業)出来ました!
——— 大塚 筋がいいです。
——— 瀧島 はい。初めての人でなかなか型のすれすれまで流し入れができる人はいないので。
②イチゴ
——— 瀧島 機械を使ってチョコレートをコーティングしていきますので、流れてきたチョコレートの端に剣山を押して柄を付けてください。
鈴木 はい。・・・・・・。(黙々と作業)
——— 瀧島 筋がいい!うちで働いてくれませんか?
鈴木 いいですよ!笑 私アルバイトをしたことがないので、憧れがあるんですよ。
③ダニョ
鈴木 透明なシルクスクリーンのような型が3つありますが、一色ずつダニョの顔のパーツを吹き付けていくわけですね。
——— 大塚 はい。ピンク、薄い青の部分、濃い青の部分の順番で吹き付けていって、最後に白い目の部分を手描きします。
鈴木 型にピッタリ合わせるのがまず難しいですね。出来ました、完成です。いやー、まさかダニョがチョコレートになる日が来るとは。ダニョ笑ってましたよ。
鈴木 今回ニャンダーランドを作っていただきましたが、いかがでしたか? ——— 瀧島 楽しかったですよ。新しい考え方を取り入れつつの作成だったので、やっていてすごくワクワクしました。全部金にコーティングするというのはお菓子屋さんではやらないことなので、勉強になりました。
——— 大塚 めちゃくちゃ可愛いダニョを作っていてテンションが上がりました。
鈴木 よかったです。また機会があればよろしくお願いします。そして、I to Lautashiのオフ会用にもスイーツを作ってくださるというお話も、ぜひ今年実現できたらうれしいです。今日はありがとうございました。
■大塚陽介
PLAYGROUND / パティシエ。
2021年 ミラノ FIPGC世界大会 優勝。2017年イタリアミラノ世界大会 部門1位を獲得するなど、数々のコンクールにて受賞経験を持つ。
渋谷 “Bar石の華” のオーナーバーテンダー石垣忍、オーガナイザー山科匡史とのフードユニット「PLAYGROUND(プレイグラウンド)」のメンバーとして、カクテルとスイーツの新しい可能性を発信している。 https://www.instagram.com/otsukayosuke/
■瀧島誠士
2005年に帝国ホテルにてキャリアを開始。アルノーラエール日本店舗シェフの他、2019年イタリアで開催された世界大会 FIPGC The World Trophy of Pastry Ice Cream and Chocolateにチームジャパンのキャプテンとして出場し世界1位に輝く。
2021年1月にチョコレートブランドSeisteをスタート。 https://seijitakishima.mystrikingly.com/
■鈴木えみ
1999年にモデルとしてデビュー。 2017A/Wに自身がデザイナーを務めるブランド「Lautashi(ラウタシー)」を発表。
2019年に開始されたアマゾンファッションの新サービス「The Drop」の企画では、アジア圏では初選抜され完売が続き話題となるなど、各方面でプロデュース能力が注目され、その活動は多岐に渡る。プライベートでは一児の母。
■Lautashi
2017年に鈴木えみが立ち上げたアパレルブランド。
コンセプトは、「求めるものは奥行きのある佇まいと存在感、 そして内面から湧き出るしなやかさ。 存分に力を発揮できるように、鎧となろう。」 2020プレフォールコレクションより、デザイナーが幼少期を過ごした90年代の上海での記憶をコレクションに反映。
https://lautashi.com
■I to Lautashi
あなたと私とラウタシーで”いとらうたし”な日々を共に過ごしていけたら、そんな思いで会員制の有料コミュニティを2020年5月1日にローンチ。
インスピレーション源や洋服作りのプロセスなどのメイキングを共有しつつ、ファッションだけにとどまらず様々な有意義な情報をシェアしコミュニケーションを取り、カスタマーとの密な距離感を目指す。
今後も積極的にライブ対談やオンラインワークショップを実施し、表面的ではない豊かさを常に意識したコンテンツを提供する。 https://lautashi.official.ec