幸せになる人の育て方
今日もありがとうございます。
心理教育家、のりさんです。
日本に生まれてきたこと自体、幸せなことではあるかもしれません。
しかし、世界的に見て、日本が精神的な幸福度は低いことをご存知ですか?
ユニセフの日本の子どもも幸福度の結果では、衝撃のワースト2位。
身体的健康は1位なのに対して、なぜこんなにも心の幸せ指数が低いのでしょうか?
理由として考えられるのは
① 学力指数だけによる振り分け
② いじめ地獄
③ 親の仕事と家庭のバランスの悪化
です。
日本の受験システムは、学ぶ楽しさ、わかる喜びを阻んでいます。
また、いじめについては、子どもの世界だけでなく、大人の世界でも横行しているため、大人のいじめに対するリテラシーも歪めてしまっている。
そして、本来、社会に貢献していくための「仕事」が、時間を奪い、体力を奪い、家庭内でのコミュニケーションを奪っているのです。
日本というのは、治安も良く、長寿国ではあるけれど、心の治安が大人も子どもも悪いのが現状です。
本音と建前の社会で生き続ける大人がいる限り、子どもの生きる世界も「我慢」というものが生まれ、本音が言えない世界だけが続いていくのは、子どもの幸福感を上げることは困難なのかもしれません。
しかし、できることはあります。
私たち人間にとって、生まれて最初に所属する社会は家族です。
その家族社会での生活が基盤となり、子どもだけでなく、大人の生きていく世界に影響を与えていくことになります。
だからこそ、まずは親自身の心の治安というのがとても大切になり、それが子どもの幸せの大きな要となるのです。
子どもというのは、親が幸せであることを心から望んでいます。
特に、お母さんが元気がない、いつもイライラしている、そんな姿を見ると辛くなり、「お母さんが幸せじゃないのに、自分が幸せになってはいけない」と心理的決断をする子もいます。
実際、私はお母さんは不幸だと思い込んでいたため、お母さんを苦しめてはいけないと、言いたいことを我慢して育ちました。
その結果、20代で心を病み、自傷行為がやめられませんでした。
子どもが幸せを感じられるのは、母親(両親)が幸せであるという安心感がとても大切です。
あなたはどうでしょうか?
あなたの母親は幸せそうでしたか?
そして、あなたは幸せですか?
今、もし心が辛い、元気が出ない、笑顔を作ることがしんどい、そう思っている人がいたら、誰かに助けを求めてみることを優先してみてください。
読んでくれてありがとう。
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