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  • もしも25歳のダメOLが少年漫画の主人公になれるのなら

    夢女子と腐女子を兼ね備えた喪女なレズのブログ

最近の記事

笑う門では服を着ろ

多かれ少なかれ、服を着る楽しみ、というのは誰しも感じたことがあるのではないだろうか。 それは、好きなバンドのTシャツであったり、成人式の和装であったり、お気に入りのスノーブーツであったり。 (わたしは自分の高校の制服が好きでした) 服を着る楽しみ、を嗜む人の多さは、その専門誌(雑誌と聞いてファッション誌を思い浮かべる人は少なくないはず)の多さからもうかがえるだろう。 では、逆に、服を着ない楽しみを知っているだろうか? おそらく平均的な生活をしている人にとって、服を着ていな

    • 自担アイドルしか眼中になかったオタクがミリオン6th福岡をLVした話

      わたしがアイドルマスターミリオンライブ(グリマス)に出会ったのは就活生の時だった。 内定が全く出ず、100社落ちたら就職するのを諦めようと本気で思っていた。 (それについて11月のISFで本を出そうと思っています。当たりますように!!) わたしがあらゆる会社からお祈りされている間、最上静香(担当アイドル)だけは、 「時間がないからどんどん進もう(というニュアンスのツンデレ)」 「なんやかんや信頼している(というニュアンスのツンデレ)」 といった前向きな言葉をかけ続けてくれた。

      • 愛は無垢だと信じるな

        私は中高一貫の女子校に通っていた。 3つとなりのクラスの女の子と部活を通じて仲が良く、よくその子のクラスに遊びに行っては、その子と話していた。 どうやら、その子はクラスに馴染めていないらしく、クラス中から無視されていたようだった。 わたしがクラスに遊びに行くと、迷惑そうなポーズをしつつも、話を聞いてくれて、話をしてくれて、よく、笑った。 こうしてわたしが通って交流していくうちに、彼女のクラスメイトも徐々に彼女と親しく話すのを見かけるようになった。 肩を組んだり、抱き合った

        • 深く潜るのは海だけじゃない

          大人になってから、新しく何かを始める機会が降ってこなくなった。そう思うようになった。 学生の頃はやれ委員会活動でポスターを作れだの、やれ部活に所属しろだの、やれ人前でスピーチしろだの……。 強制されるのは煩わしく感じれど、そんな風にした事なかったことをするきっかけになっていたことを、20を過ぎて知った。 デスクワークの仕事に就いているため、運動をしようとダンスを習いはじめた。 わたしは根っからの運動音痴で、テニスラケットを振りかぶる姿さえ面白いと評された過去を持つほど

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          夢女子の住む家

          先日、夢女子が夢女子について語るトークショーに行った。 (夢女子と言う言葉がわからない方はこんな記事に辿り着いてないと思うけれど、もしいらっしゃればググってください) 近年のソーシャルゲームには自分を投影できるキャラがいる、そのせいか、夢小説サイトは下火になっているように思う。 夢女子とは別の文脈になるが、ソーシャルゲームの台頭に伴って「○○は俺の嫁」の風習も薄れつつあるように思う。 一言で言うならば、オタク総DD化が進んでいるのではないか、と思うのだ。 (DDは誰

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          フィクションで流した涙はノンフィクション

          悲恋モノのフィクションは好きだ。 結ばれない、完成しないからこそ、心に爪痕を残す、そんな美学がある気がする。 不倫モノの創作物を書くことに、フィクションで罪を犯すことに、なんの不安も覚えなかった。 (ただし、未成年の飲酒表現は地雷。) 大学でいちばん仲の良かった友達が、会社の上司と不倫をしていた。 たぶん、よくあることなのだろう。 でも、鼻の奥がツーンとするほど殴られたように、何も言うことができなかった。 肯定も、否定すら。 不倫をテーマにした創作小説を書いて

          フィクションで流した涙はノンフィクション