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世界を“イージーモード”にするセルフナレッジの力とは?
この世界には数多くの仕事術、目標達成術が存在していますが、今回お話しする「ある技術」が最も重要だと確信しています。
そのある技術とは、「自分を知る技術」のこと。
専門用語でセルナレッジと呼んだりします。
セルフナレッジの説明は後述しますが、このスキルを高めることで、あなたの目標達成力、ひいては毎日の充実度が格段に上がります。
この先で詳しく説明していきますので、是非最後までお聞きください。
セルフナレッジとは?
セルフナレッジとは、
自分のことをどれだけ知っているか、を表す言葉で、「自己認識力」と表現されることもあります。
ナレッジは、英語でknowlege(知識)ですから、自分への知識ということです。
そして、セルナレッジには重要な“法則”があります。
セルナレッジの法則
自分のことを知っているレベルと、現実のレベルは完全に一致する
つまり、結果を出している人(現実のレベルが高い人)になればなるほど、自分のことを知っている、ということです。
あなたの周りや、メディアで見る「この人すごいなぁ」と思う人を想像してみてください。
自分の得意なこと、苦手なこと、スタイルなどを知っている人が多いのではないでしょうか?
…反対に、結果を出せない人、
例えば仕事が遅く、ミスも多いような人は、自分のことを知らないことが多いと思うのです。(自分の得意なことや、集中できる時間や場所を知らない等)
好きなこと、嫌いなこと
やたりたいこと、やりたくないこと
得意なこと、苦手なこと
できること、できないこと
やってること、やってないこと
集中できる時間や場所
実現したいことと、その理由
…あなたはこういった「自分への理解」をどの程度持っているでしょうか?
前述のセルフナレッジの法則の通り、自分への理解が深まれば深まるほど、叩き出せる結果は大きくなります。
自分のやりたいことに詳しいほど、それに相応しい現実が作られ、
自分の能力に詳しいほど、それに相応しい現実が作られていく。
自分への理解(セルフナレッジ)はそれほど重要なものなのです。
苦手なことのほとんどは「知らない」だけ
セルフナレッジの観点で見ると、
苦手だと思っていることの多くが実は勘違いだった
ということに気がつけます。
というのも。
物事に苦手意識を持つ原因の多くが、「やり方がわかない」ことだったりします。
例えば、私はInstagramへの投稿が苦手だと数年間感じていました。
他人の投稿を見るだけの「見る専」になっており、自分で投稿することはほぼありませんでした。
しかし、3ヶ月前から「会社の仕事」としてInstagramへの投稿を始めたのですが、投稿してみると意外とすんなりできたのです。
つまり、私はInstagramへの投稿が苦手だったのではなく、
「投稿の手順」がぼんやりしていたから苦手に感じていただけ
だったのです。
他にも、大学生の頃に服が好きになったのですが、その頃は「ロングコート」に苦手意識を感じていました。
私は身長が164㎝しかなく、「私ではロングコートは着こなせない」そんな風に考えていました。
しかし実際は、低身長でもロングコートを着こなす方法が存在しており、それを知ったことでおしゃれに着こなせるようになったのです。
着こなせるようになった今では、「むしろロングコートが好き」とまで思えるようになりました。
つまりこれも、
ただ着こなし方を知らなかっただけなのです。
…とまあこんな風に、苦手意識を持つ原因の多くは、
「やり方がわからない」
「扱い方がわからない」
「やったことがない」
といったことがすごく多いわけです。
「苦手=嫌い」とジャッジするのはもったいない
多くの場合、苦手意識を持っている対象のことを「嫌い」と判断してしまうものです。
波長が合わない人や、
今までできなかった仕事や、
過去うまくできなかったことなど。
苦手意識が「嫌い」という感情に変わることはよくあることです。
しかし。
前述の通り、「嫌い」という感情は「苦手意識」からきており、苦手意識は「やり方がわからない」という状態からきています。
つまり、元を正せば「やり方がわからない(=対象への理解が低い)」ことが原因なのです。
Instagramの例も、ロングコートの例も、対象への理解を深め、手順が見えた今では「苦手」という意識はありませんし、「嫌い」などと思うこともない。
「やり方」さえわかれば、嫌いという感情は多くの場合消えます。
にも関わらず「これは苦手だから」「これは嫌いだから」と言って、挑戦すること自体をやめてしまうのはあまりに勿体無いと思うのです。
「自分を知る」ことは人生の最重要スキルだ
「やり方を知る」ことさえできれば、苦手や嫌いといった思い込みを外すことができる。
ここまではいいでしょうか?
…ではさらに話を進めます。
先程までは自分以外の対象について話をしてきましたが、実はそれ以上に大切なのは、「自分を知る」ことです。
好きなこと、嫌いなこと
できること、できないこと
やってること、やっていないこと
集中できる時間や場所、できない時間や場所
目標とその理由
※あくまで一例。自分を知るリストは無限にあります。
こういったことを知れば知るほど、正しく自分を動かせるようになり、目標に向かって力強く前進できるようになる。
”自分を知ることが人生の最重要スキルだ”
これは言い過ぎではなく、紛れもない事実です。
自分を知らずにどうやって目標を達成できるのでしょうか?
自分を知らずにどうやって自分らしく生きれるというのでしょうか?
自分のことをあまり知らないと感じているのであれば、今すぐ自分を知るための行動を起こすべきです。
時間の使い方で考えてみよう
では、自分を知ることのトレーニングとして、「自分の時間の使い方」を少し考えてみましょう。
まず、平日と休日に分け、平日はさらに2要素に分解します。
平日
・朝起きてから〜出勤までの時間の使い方
・帰宅後〜就寝前までの時間の使い方
休日
・休日の1日の時間の使い方
これを基に少し考えてみてください。
考える際は、紙に書き出すと客観的に評価できるのでおすすめです。
少しでも考えて頂ければ、意外とたくさんの発見があるはずですが…
私の場合、意外とYouTubeを見ている時間が長いことに気がつきました。
人によっては、テレビや、Instagram、家族と過ごす時間が長い、といった気づきがあるかもしれません。
自分の時間の使い方がある程度見てきたら、今度はその時間の使い方を自分自身で評価してみてください。
評価する基準は、
「自分が掲げている目標に相応しい時間の使い方ができているか?」
この一点に尽きます。
目標がダイエットのだった場合、相応しい時間の使い方は、トレーニングやストレッチ、正しい食事、健康について学ぶ、など。
目標がブログの更新だった場合、相応しい時間の使い方は、記事執筆と書くための準備(ネタ集め、思考の可視化、仮タイトルと記事の内容をザックリメモする)、などです。
あなたが掲げる目標と、今のあなたの時間の使い方が相応しいものになっているか、ここで評価してみてください。
もし目標がない場合は、「目標を知る」「やりたいことを知る」作業が必要かもしれませんね。
その場合も、「自分のやりたいことって何だろう?」と紙に向かって思いついたことをどんどん書き出していくのがオススメです。
話が逸れましたが、要は、
今の時間の使い方を知る
↓
目標に相応しい時間の使い方かを評価する
↓
もし相応しくないのだとしたら解決策を考える
といったシンプルな流れを掴んでほしい、ということです。
時間の使い方を目標に相応しいものにものに変えるためには、まずは「今の時間の使い方」を正しく知る必要があります。
「正しく」というのが重要で、ただ何となく頭で想像するだけでは不十分で、紙に書き出しながら時間の使い方を洗い出していく作業が重要です。
だからまずは「時間の使い方」を知る作業をしてほしい。
この作業を通して、「自分を知る」ことの力を知って頂ければ嬉しいです。