8日目
TMSを始めてから、事実かなり動けている。具体的には思考が回るし、行動もできる。
今まではブレインフォグだと言って、自分の頭が悪くなっているというようなある種の自己嫌悪があった。けど今はむしろ、じぶんってかしこいんだ、と思える。
ポモドーロを導入するぞするぞ思って導入できていない。通常ポモドーロは、とりあえず25分やろう頑張って、そしたら5分休もう、というような感じだと思う。ただ、自分の場合は5分頑張って休もう、の目的でやろうとしている。が、結局できていない。
作業を始めてぐーっと時間を忘れて集中する。プールに潜ってるみたいに。1サイクル2〜3時間くらいかな。それでも動悸は出てこない。ちょっとなんか飲むかーとストレッチとかしてポーッとして、また作業に戻る。
前は4時間でカラータイマーが鳴り動悸が起こる。犬夜叉の弥勒法師の風穴みたいに。それで作業を中断してその日は終わりって感じ。
見るからに変化している。
ただし一つ懸念していることとして、この状況が
・フロー状態(いわゆるゾーン)
・過集中(ADHD由来)
・躁状態
どれなのか分からないということだ。
もちろんフロー状態が一番良い。健全だしむしろ優秀な人の特性だ。アスリートもなる。
過集中は良くない。本当にすべきことから逸れた内容に注力するから。自分は大学生時代に親友に取られた動画、「部屋の掃除をしていたのに、急に100均の詰め替えボトルの中に詰め替え用シャンプーを袋ごと入れようとしている」動画を今だに覚えている。完全に狂人だった。
躁状態も良くない。躁鬱は波上なので、上がれば上がるだけ落ちる。
どれかは分からないけど、どちらにせよ何にせよ交感神経が昂っている「戦うか逃げるか」状態の間は、クラピカのエンペラータイムのように確実にMP的な何かを削るので、頑張って副交感神経優位な時間を作ろうと心がけている。
ブレインフォグの機序として、「脳の使いすぎで疲れた」説がある。
何にせよ、休憩を取ることが非常に大事だ。
休憩中の方が人は反芻して学習できるらしい。これを、デフォルトモードネットワーク(DMN)というらしい。この言葉は大学の研究室時代にも聞いたことがあった。
らしい。
この記事はさっき見つけたのだが、とても合点が行った。
自分が初めて鬱のような症状になったのは大学2年生の時。この時、「大学を休学するか否か」についてずーっと悩んでいた。当時考えていたことをかなり覚えているのだが、「休学した方がいい」と「休学しない方がいい」について、なまじ賢い分どちらも同程度に弁護していた。自分の超客観視能力も相まって、頭の中の天秤がコンマ何秒の世界で超高速に上がり下がりしていた。
この結果、連絡とか返せなくなった。宣材写真を撮ってもらったりしたが、そのメールを見ることが出来ずにデータをダウンロードできず保存期間が切れたことがあった。当時の彼女に歌歌ってもらったりしてた。
その話と先の引用の話はおどろくほどに合致している。
4年前に鬱になったのは、当時の彼女の状況についてかなり考えて思慮を巡らして、でもその子はなかなか行動できなくて、どうすればどうすればと考えていて。
自分が思うこと考えることと現実がリンクしていないとき、例えば他人を変化させようといていたり、すると、プログラミングで言うところのエラー、無限ループに陥り、結果CPUが熱暴走する。
これを防ぐために学んだうちの一つに「自分に優しく」と「他人の人生を生きるな」があるのかもしれない。