TMS最後の日

TMSの最後が終わった。

昨日は治療後最寄駅に帰って少しカフェで作業した。できた。

新しいAIツールを使ったプログラミング方法をキャッチアップした。楽しかった。

その後16時ごろに帰宅すると、そこから一才作業しなかったできなかった。

夜作業をしようかなと思うと妻が起きてきて「構って」が発動する。暗に「もう寝ないの?」と示される(直接言われたわけではないけど2年も一緒に住んでるとノンテキストなものもわかる)

とにかく、私が行ってることをブロッキングする罪悪感が一才ないみたいだ。

引越し先の家を SUUMOで探した。
どんな物件がいいかの中で、妻は「猫を飼いたい」自分は「狭くてもいいから綺麗な部屋がいい」と意見が分かれた。

それに伴い、我が家の経済計画についても話した。
自分は一家としてのタッグプレイを意識しているが、妻サイドはソロプレイを意識しているように感じる。


おそらく妻は恐るべき求心力と意志の強さがある人なのだと思う。

自分は自分を守るために必死になり、バリアを張り、相手のことを考えないようにするしかない。相手を変えよう変えようと思うのは悪癖、悪手であるとしたら、自分の防御力を高めるしかない。

自分は中途半端に賢く、中途半端に優しいからこそ、相手を尊重するために自分がとった行動、選択肢を様々な理由づけて自分を納得させる、騙すことが大の得意らしい。

それは揉め事が面倒だから、とかではなく一重に優しさからしているものだと信じたい。


それで今日、最後のTMS治療だった。

先週末の大鬱が今度来た時、
そもそも鬱症状が改善しないこと、
TMSが一本の蜘蛛の糸だったので、改善しなかったらかなり怖い、不安、絶望だ。

今日技師さんが、「TMSが終わった後も生活習慣を乱さないのが大事」「これから効果が出てくる」と言っていて少し安心した。(ここでの生活習慣とは、朝起きて夜寝る、運動もすること。動ける時に存分に運動するのがいいぞ。散歩でも良いぞと言っていた。)

TMSを受けながら、暇なので40分間考え事をするのだけど、図らずもそれが瞑想の時間になってたかもと思った。

今日から考えたことは、夫婦として相手に求めたいこと、訴えたいこと、助けてほしいことが大半かな。

先日の家出を経て、自分の心をもっと尊重してあげる、溜め込みは悪癖である、という認識につながった。

なので自分を自分の最大限の味方として、正義の剣を抜く覚悟で、精一杯守らなければいけないなと思った。

引越し問題、収入問題、子ども問題、猫問題、自分の自己効力感問題、、様々なことが浮かび考え、忘れないように左手の指それぞれにトピックを結びつけておいた(TMS中は何も触れないので)

以前に治療中に感じた「強い怒り」ほどではなかったが、少なからず明確な「不満」として感じていた。


どのような結果であれ、相手がどのように思うか考えるかも気にせず、ちゃんと自分の考えや気持ちを共有しないといけない。自分を守るために。(というかすでに壊れてるかもだけど)

夫婦ってこれから後50年くらい一緒なんでしょ?じゃあ諸々言おうぜ戦おうぜ早期決着させようぜ。

もうこれ以上、自分のシグナルを無視したくない。守りたい。

会社に勤め、やりたいわけでもない仕事をし、酒を飲み、時々家電を買って、時々旅行に行って喜び、子どもに生きがいを託し、日々漫然と生きる。この生き方は自分は全く許容できない。絶対後悔する。

だから、もし妻の希望が「いやじゃあ漫然男捕まえてそいつを洗脳して生きろよ!」と私が思うようなものであれば、それは変わらない事実として受け入れるしかない。

人を変えることは馬鹿みたいに難しく、危険で、自分の心身をすり減らす行為だ。時間は有限だ。だったらお互い他の人を探す方が賢明だよね。

もし結婚式を挙げてなかったら、もし結婚してなかったら、もし自分家を引き払ってなかったら、多分最近の段階で自分の家に帰ってただろうな。と思う。

ってことは、本質的には距離を置きたいってことですか〜!?

そうなんかもなぁ。

それくらいの危機感でこっちは考えてるよ、自分は賢いからどうにか抗ってるけど、近いうちに無視できないくらい心が大きくなって、むしろ恨むようになるよ、と伝えたい。

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