2024年6月 良く聴いた音楽など(3/3)
サウンドトラックやゲーム関連の作品です。
■松谷卓「君が心をくれたから オリジナルサウンドトラック」 2024年
コンサートで「「君が心をくれたから」メインテーマ」を聴いて感動、サウンドトラックを購入しました。
メロディとコードを丁寧に織り上げたような感じが、まさに松谷さんの魅力だと感じます。
フルートやヴァイオリンによりメロディラインが情感豊かに演奏される曲も多く、温もりのある情景、心象が浮かびます。
・「君が心をくれたから」メインテーマ
■松谷卓「montage」 2007年
「Concerto for Catherine エカテリーナのための協奏曲」、「「そのときは彼によろしく」 (Album Ver.)」にように、メロディを大切にした作曲に、心が動きます。
そして、もうひとつ印象に残るのは、何と言っても、「Stargazer」の系譜を継ぐ(?)「Supernova」の格好良さ。終盤の劇的な展開には鳥肌が立ちます。
■Roselia「Fur immer」 2024年
クラシックからの直接的な影響を反映させた、クワイアとオーケストラに衝撃を受ける「Sage der Rosen」のインパクトが絶大。
(ライヴのオープニングで流れていたインストをまとめて歌ものにしたとのこと)
・【Official Music Video】Roselia「Sage der Rosen」
全員のソロヴォーカルパートのある「覚悟のLiberation」も疾走感がある良曲。
とは言え、アルバムの半数は現メンバーでのコーラスを加えた既存初期曲なので、ある意味ベスト盤的な位置付け。(正直、既存曲はボーナスディスクか、別の企画盤にしてほしかったところ)
「陽だまりロードナイト」など、あらためて触れて感じる楽曲の魅力はあるものの、代わりに「VIOLET LINE」、「THRONE OF ROSE」などのタイトル曲だけでも収録していれば、名盤になっただろうに、と言う惜しさがある一枚だと感じました。
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