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見識を養おう!

陽明学者の安岡正篤氏はこんなことを言われたそうです。

知識・見識・胆識の三識が兼ね備わってはじめて人物の器量となる

知識とは、人の話を聴いたり、書物を読んだりして学び得るものであり、「自らの頭の中に入っている情報
 
見識とは、自分の経験や価値観によって、知識が自分なりの考えになったものであり、「物事の見方や本質を見通す力

胆識とは、現実の困難に直面して、それを乗り越えるべく行動することであり、「決断力、実行力をもった見識

情報をたくさん持っていても、本質が何かを考えず、自分なりの見方や考え方が無いと、正しいは選択ができず、情報に踊らされ、人に煽(あお)られ、世間に流され、人に利用されることになってしまいます。

このような浮き草のような人間を、スペインの哲学者のオルテガは「大衆」と呼びました。

こんなリスクを回避すべく、教養を身につけ見識を養い、何か価値あることを成し遂げていきたいものです。

i・PLACEでは、どなたでもご自由に利用いただける「中国古典の眼」というコンテンツをご用意しております。

「中国古典の眼」(PDF資料)は、電子書籍「メンターとしての中国古典」(三村邦久著)を編集したもので、目次は以下の通りです。

第一章 主体  義 楽 致 為 君子 徳と財 足
第二章 研鑽  学習 三友 三省 六蔽 憤
第三章 柔軟  水 赤子 弱 拙速 勢
第四章 王道  天地人 信 至誠 志 利刃 仁 下情
第五章 創造  道(タオ) 変 無用 龍
第六章 理想  欲 名と身 曲 大器 不肖 芸 宇宙


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