黄色は冷たい?
「つめたい〇〇(ジャンルを問わず、モノの名前)!」
と言った子どもの視線の先には、黄色い〇〇がある。
「黄色の〇〇だね。」と、教えた直後は「きいろー!」と言う。
しかし、どうも自分からは「きいろの〇〇」ではなく「つめたい〇〇」と、言う。
そんなことが何度かあった。
「なんでこれは冷たいの?」
と、ダメ元で聞いてはみたものの、答えが返ってくるはずもない。
よく食べる、パイナップルやバナナが冷たいからなのか。
だが、トマトやヨーグルトも冷たいのに、赤や白のものを見ても「つめたい〇〇」とは言わない。
子どもが言っていることだし…と、気にすることはないかもしれない。
まだ、各々の色に対する印象なぞ持たないだろう幼い子どもが、何をきっかけに黄色を冷たいと言うようになったのか
色に対する印象は経験にも左右されうるとのことであれば、どのような経験に影響されたのか…
と、どうにも気になってしまうのが私の性分。
数日モヤモヤしながらすごしていた。
そして、これの影響かもしれないと気づいた。
購入当時は初夏だったこともあり、白色、新幹線だった。
上記リンクの商品説明の通り
15〜35℃の間では色変化せず、15℃以下の氷水で冷やすとドクターイエローに変わる
というおもちゃだ。
我が家では最初はお風呂でのおもちゃだったが、すぐにリビングで遊ばれるようになった。
10月末あたりの気温が低くなってきた頃、室温でドクターイエローになった。
(見出し画像再掲)
なお、現在はこのような状態である。
子どもは
・おもちゃが冷たくなったときの色と同じだ
・これは赤や白とは異なる色だ
というのは認識できているのかもしれない。
しかし、ドクターイエローの色は黄色だ、とは覚えていないのだろう。
ひとまず、現時点ではこのぐらいの推測にしておこう。
自身も辿った道ではあるはずだが、当然記憶にない。
このような
子どもはそう捉えるのか!
子どもはこうして理解するのか!
といった気づきが、これからも出てくると思われる。
専門に研究されている方々からすれば、私の気づきの内容も既に研究で明らかにされているものかもしれない。
しかし、日常の中で不思議に感じた事柄を通して、私なりに少し掘り下げた軌跡を今後も残せればと思う。
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