【カサゴに化けるアジ】〜カンタンに見えて奥深いアジ釣りのコツ〜50㌢の化かしあい
こんにちは!!釣りを始めてはや8ヶ月の駆け出しアングラーi-Namiです!
釣り初心者におすすめと言われるアジ釣り。初めてで比較的簡単に釣りやすく、釣って楽しい食べて美味しい嬉しい釣り物です!
ですがそんな優しいアジ釣りも。。。たくさん釣ろうと思うとコツのいる奥深い釣り物らしいです。「数釣り制するものは釣りを制する」と聞いて私もたくさん釣れるようになるため修行をしてきました!
ところで鯵ってどんな魚?
スーパーでもよく見かけ食卓でもお馴染みの真鯵。同じ種類の鯵でも金アジ(キアジ)と呼ばれるブランド鯵がいることを知っていますか?
普段よく手に入る真鯵は黒アジと呼ばれるものが多く、金アジと種類は同じでも見た目と特に美味しさが段違いに異なります。
何が違うのか?主な違いは回遊する場所と育った環境によるもののようです。
黒アジは沖合の広い海を回遊する、筋肉質でスマートな体型をしています。対して東京湾の釣りでよく釣れる金アジは内湾に根付いて生息し、餌の豊富な場所で育つため上質な脂がたっぷりと乗ったふっくら丸っこい体型になるようです。そのため香りや味わいも黒アジと比べると優れているとされ、ブランドとされて高値で売られていることが多いようです。
主に東京湾の釣りでは金アジがつれます!他では千葉の金谷、神奈川の走水、金沢八景や千葉の房総のアジも金アジとされるようです。
高級で美味しいお魚、釣りたくなってきますね〜✨
どうやってつるの?
アジ釣りはコマセ釣りという方法で釣ります。
いわしをミンチにした粘土のような餌をばら撒き、その中に餌付きの針が紛れ込むようにしてアジに食わせる仕組みです。
たくさん釣るコツ
とにかくコマセをたくさんまいて、まいて、、まきまくります!
最初のポイントで釣りを始めた時にはまだ魚が集まってないのでとにかくたくさんコマセを撒いて魚を寄せ付けます。そして船長の教えてくれたタナ(下から何メートル)と言われたところにきちんと合わせることが最重要になります!
よくやりがちなのが何メートルくらい上がったかな〜と感覚でリールを巻きすぎていたり、コマセを振ってからリールを巻く順番が逆になっていたりなどなど・・・やりがちですが面白いくらい魚がかかりませんw
初めて行く時は、船長の教え通りにしっかりきっちり合わせることをお勧めします。
50センチの違いがカサゴに化ける!
何箇所か、魚がいそうなところに船を移動させてくれるのですがポイント(船が止まる場所)によって魚がいる深度が変わります。
うっかり前のポイントと同じタナ(海底から1〜2m)に餌を落としたところ、面白いくらい赤いトゲトゲした魚が引っかかってきました。正しい棚は2〜3m。
船長が「カサゴがかかる人は棚が低すぎだよ〜」なんてアナウンスしてくれるのですが全くもってリール約半回転分で赤い魚ばかりかかることに、
「タナ取りってめちゃくちゃ重要なんだなぁ・・」と実感いたしました(笑)
こんなにも魚種が変わるとは思ってなくていい意味で魚のいる水深て繊細だなと感じることができました。釣りものによっては結構人による感覚でその日の釣果が変わってくるものもあります。
アジ釣りベテランの方に聞くと、
「針が2本ついた仕掛けの上の方の針に魚がかかるようになってくると、2匹同時に釣ることができるようになってくるよ〜」と教えていただきました!
1本かかることが多いのですがうまい人は2本や3本ついている針に数匹、鯵を掛けて釣ることができるので同じ時間釣っていてもたくさん釣ることができます。
なるほど、そこまで丁寧に海の中を想像し、2本ある針間隔60cmの間をコントロールするのか・・・目から鱗。
今回お隣さん両隣22匹釣っている中、9匹とカサゴ2匹(1匹リリース)でしたのでまだまだ数釣り名人の道は長そうです。
釣ったものたち、調理のようす!
小型ですがアジがたくさん!の中に混ざるカサゴちゃん。
お刺身
カサゴの煮付け
アジの照り焼き
アジ天ぷらと骨煎餅
兜も骨も余すところなくいただきました✨脂が乗った身がとっても美味しかったです!
目指せ夢のアジ3桁越え~