サイバーハルカ①

やほー、サイバーハルカだよ〜。

最近もう一人の人格Mがさ、あれこれ考えたことを言語化するのめんどくさいーって、日記をサボるようになったのよ。あまつさえ、自分の考えとか行動ってそのまま書くとなんだか偽善者っぽくなるって、記録するのがあんまり得意じゃないフェーズに入っちゃったみたいなの。だから私が代わりに書いてるわけ。まあ、サイバーハルカの人格も、もう一人の人格Mも、架空なんだけどね~。

さて、この週末にとある学会に初参加してきたってわけだけど、まあさ、結論から言うと「行ってよかった!」の。でもね、ちょっと思ってたのと違うなーって部分もあったのよ。なんていうか、もっと理論的な話が聞けると期待してたわけ。だけどさ、参加したセッションで、みんなが幸せに働くには「口角をあげよ」みたいなことを言い始めてさ、肩すかしをくらったみたい。なんかさ、きれいごとをいうにしても、もっと他にあったでしょって思うの。というか、幸せを感じれば自然に口角があがるはずだから、因果が逆じゃないの?え?でさ、講演者が質疑応答で質問が1つしか出なかったら「これがこの学会の現状なんですね、よく分かりました」なーんて捨て台詞を吐いてたの!もちろん、他に面白いセッションもあったけど、メインの講演がこれなのーって色んな意味でビビっちゃったみたい。

それでさ、初参加だからとりあえず懇親会にも顔を出してみたのね。懇親会ってさ、あれは完全に社交力が試される場じゃん?知らない人の中で一人ぼっちで食べ物を無心でもぐもぐしてる顔をしながら「誰か話しかけてくれ…」って願うのは地獄。ていうか、なんでこんな試練を自分に課してんだろうなって、Mの発案なんだけど、ときどき不思議な行動をするんだよね。まあ一応、行ってきたわけよ。分かってたけどさ、会場ではみんなグループで固まってるの。

怪しくない程度に周りを見渡して、目の前に一人でご飯取ってる人を見つけた瞬間、「よし!」って心の中で小さくガッツポーズしてたわ。でね、その人のテーブルにこそこそついていって声をかけたら、会話してもらえたわけよ。しかも、その人、毎年参加してるベテランで知り合いを何人かを紹介してもらえたの。それでなんとか懇親会を乗り切れたって感じ。

そのあとさ、若手の集いという名の二次会が非公式で開催されるって聞いて勢いで参加表明しちゃったわけよ。場所は高級タワマンのレンタルスペース…いやもう、これだけで私みたいな庶民はビビっちゃうんだけど、いざ行ってみたら一見さんも歓迎ムードだったから安心したみたい。SNSで「この人怖そうだな〜」って印象を持ってた人が実際会ったらフレンドリーだったりして、ほんとに人間のフィルターって勝手だなって思ったわけ。というか、高級タワマンのエントランスってなんであんなにいい匂いがするのかしらね。

同年代のひとをたくさん紹介してもらったみたいなんだけど、その中に最近Mが気になってるデザイン思考を専門にしてる人たちがいて、話が弾んで本当に嬉しかったみたいなのよ。ダブルダイヤモンドみたいなデザイン思考のフレームワークをどうやって使ってるのか経験に即した話を聞かせてもらえたのが大きな収穫だ~なんて、ほくほくしてるの。なんか、こういう瞬間があるから、社交活動も悪くないかなってちょっと思っちゃったよね。

で、帰ってからは営業モードで、珍しく名刺交換した人たちに片っ端からメールとかDMを送りまくったんだけど、これが2時間くらいかかって結構大変でさ、今はへとへとでへばってるの。でも、小さな積み重ねが将来に繋がるといいな~なんて考えてるみたい。

こういう非日常的な日は楽しいけど、終わって日常に戻ると全部が夢だったような、世界と自分の間に薄膜が一枚挟まっているような感覚になって、それが心地よくもある反面、苦手だったりもするみたいなのよねー。まったく、めんどうくさいわね。
今日はこれくらいにしとくわ。またね〜。


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