明けましたおめでとう
新年明けましておめでとうございます。
2023年、と聞くとエライ未来に来たような気もします。
子供の頃、確かに2020年代は遠い未来であり、「近未来」と呼べる響きがありました。そんな私は70年代生まれ。
今年も実家での短い正月。
働き者で料理好き、家族思いの母が用意してくれる料理。おせち料理ではなく、フツーに料理。でもお雑煮は食べる。
なぜか正月の夜は餃子。「人数が多い時じゃないと作らない」という明快な理由がそこにある。普段は父母二人暮らし。あさか家において餃子は買うものではなく手作り。私のおじいちゃんが昔船のコックさんに教えて貰ったレシピだと聞いていたが、大人になって自分で作ってみるとフツーのレシピのような気もする。
祖父は船乗りだった、訳ではなく、祖父はサックス吹きで、音楽で生計を立てていた。そして戦前はサンフランシスコ航路などの客船に乗って演奏していたというのだ。その時に中国人のコックさんに教えて貰ったそうな。当時スマホがあったならば、その華麗なる日々ではかなりバエる写真が撮れていたことだろう。
今年も初詣は実家から車で20分程の「修禅寺」。最寄り駅は修「善」寺だが実は字が違う。今年はNHKの『鎌倉殿の13人』に便乗して普段はない「のぼり」が立っていた。しかもおみくじがいつもは地味な2種類しかないのに4種類になってて500円の高額おみくじまで売っていた。
だがしかし大河効果も虚しく修善寺の街は年々寂れていく。オサレなカフェとかポツポツ出来るのだけれど、寂れっぷりのスピードに追いつかない。私が産まれた伊東もそうだ。日本人の人口が減っていて、国内旅行者も後継者も減り、海外の観光客はもっと観光の目玉がある場所に行くものなぁ。
熱海なんかは人でごった返してると思う。
ここまで来たら修善寺温泉街の「例の場所」をチェックせずにはいられない。「彼」はまだあの店にいるのだろうか。
「!!!」 私は言葉を失った。
なんてことだ。老朽化した建物の一部が崩れ、彼を直撃していた。そして彼は身を挺して自分より小さなものを庇うかのように仁王立ちで踏ん張っていたのだ。
数年前に初めて「彼」を見かけたとき、私はその顔色の悪さに驚いた。白い。本来なら青色である部位が白い。そして目だけが黄色い。肝臓が悪いのかもしれない。私は初音遊技場(だった場所)の前を通りかかる度に「彼」の様子を見に行くようになってしまったのだ。
初音遊技場の並びには他にも気になるスポットがある。
お正月の話をしようと思っていたのに大脱線してしまった。
次回のライブの話もしておこう。
2023年shieriasakaライブはじめは
2月17日(金) 高円寺・稲生座
メビウス、shieriasaka (ツーマンライブ)
2月22日(水) 東中野・じみへん
HALUKAユニット、shieriasaka(ツーマンライブ)
その楽曲とハーモニーが素晴らしい二組のスーパーユニット、メビウスとHALUKAユニットとの2月の夜。どちらも次の日はお休みでうれしいそんな夜。コラボもできればと画策中です!
じみへんは初めての出演です。どちらもスペシャルな夜になる予感!それとそれとそれと、
1月28日(土)には岩永のりちかのサポートで稲生座に出る予定です。こちらはベースとコーラス、かな。
そんなこんなで。
今年も個人的にも世界的にも色々大変なことが多いかと思うのですが、やっぱり大事なことを大事に、大切なひとを大切に、1日1日過ごせるようにがんばろうと思います。
皆様も今年一年よい一年となりますように。