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時に傷つくことが自分を知る種になる

傷つきたくない。
誰もが必ず感じた事がある感情ですよね。
これによって生きづらく感じる人もいるかと思います。

人間関係、仕事、恋愛、生き方…
全てにおいて傷つきたくない。
傷つくことが怖いんです。
私もそうです。

この"傷つきたくない"感情の裏には
幼少期からの家庭環境やバックグラウンド、
生まれ持った性格などによって、人の心の繊細さは
異なると思いますが、過去で何かしら拒絶されたことがあったり、否定された経験が蓄積することで
脳が過剰に反応しているんじゃないのか?と思ったのです。

人間は1人でも強く生きていかなければいけない。
しかし、人間の本能的に集団や仲間を求める生き物でもあります。

人とのコミュニケーションは必要不可欠のもので
幸福度にも大きく関わってくるものでもあります。
"傷つきたくない"は悪い事ではありません。
むしろ自分を守る防衛本能なのかもしれません。
でも、傷つく事を受け入れてみたら少し肩の力が抜けるかもしれない。

自分が傷つく事を受け入れる事で更に深い所に発見があるかもしれません。
「こういう事が嫌なんだ」「こういう所が苦手なんだ」
この気づきはとっても大切で
"自分自身"を知る為には必ず通る道だと思います。

そして、無意識に気づいてないだけで自分自身も人に対して傷つけてる。
そんな事を考えたり、あんな事を考えたり、
孤独の波にのまれたり、虚無感に苛まれるときもあるけど、それに耐え抜いた人にしか見えない世界はのちに大きな愛となって返ってくると感じています。

傷ついてできた心のカサブタは人を強くして
あなたは唯一無二の存在なのだと、自分の価値を教えてくれてる気がします。
だからそんなに期待しないで、風に任せて
自分らしくあなたらしく
存分に時間をかけてマイペースに自分を見つければいい。

扇風機の風の前でウトウトしながらそう思った
のでした。

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