Mani/脳の片隅

主に植物 薬草 サイケデリック 宇宙 宗教学 民俗学 文化人類学(たまに旅)について脳の片隅を整理していくnoteです。好奇心だけで培ってきた知識で語っているので正確性には欠けることをご理解ください。

Mani/脳の片隅

主に植物 薬草 サイケデリック 宇宙 宗教学 民俗学 文化人類学(たまに旅)について脳の片隅を整理していくnoteです。好奇心だけで培ってきた知識で語っているので正確性には欠けることをご理解ください。

最近の記事

〜人類の大進化〜ホモサピエンスの"認知革命"とマジックマッシュルーム仮説

我々の祖先であるホモサピエンスがどの様にして進化を遂げたのか。 地球上で約175万種の生物が生息している中、ヒト科は他の動物とは違い、認知的能力(思考)を有している事が大きな特徴である。 本記事は認知革命がどのようにして起こったのか、数ある仮説の中からシロシビンを有しているキノコを誤って摂取したことで脳の活動領域が大変化したのではないかと提唱されている”マジックマッシュルーム仮説”について文化人類学的視点、科学的視点で自由に語っていこうと思う。 *あくまでも仮説に対して独

    • アーユルヴェーダの精神療法とインドジャボク(Rauwolfia serpentine)の効能

      *はじめに* 今回はアーユルヴェーダの精神療法とインドジャボク(Rauwolfia serpentine)について紹介していこうと思う。 インドではアーユルヴェーダ(自然科学)を元に様々な病を癒すことは健康に気使っている人なら一度は聞いた事があるだろう。しかし、アーユルヴェーダ的アプローチでの精神療法はあまり聞き馴染みがない。精神世界に興味を持っている筆者はそこに着目し、調べてみる事にした。 アーユルヴェーダの歴史は相当古く、その起源まで辿ると一万年前まで遡る。 本記事の

      • ポリネシア地域で嗜まれている”カヴァ”(Piper methysticum)の民俗的背景とその効能について

        今回は、ポリネシア地域(フィジー、トンガ、ハワイ、サモアなど)で嗜好飲料として使用されている植物”カヴァ”について歴史的、民俗的背景を踏まえ、注目している点、効能についてまとめ筆者による考察などを記述していこうと思う。 ・カヴァの生態 カヴァ(Piper methysticum) コショウ科コショウ属の低木の一種 南太平洋のサンタクルーズ諸島、バヌアツが原産地とされ、ポリネシア地域に広く 分布している。 カヴァには抗不安作用、鎮静作用、抗ストレス、不眠改善、禁煙時の苛立

        • カンナビノイド大百科

          *はじめに* 今回はカンナビノイド、すなわち大麻草についてまとめてみた。 カンナビノイドに含まれている104種類の成分の内、代表的な成分とその作用について、医療用と娯楽用の種類、なくてはならない歴史についても掘っていく。 そんなカンナビノイド大百科を制作してみた。 膨大な量になることを前提にして目次ごとにトピックを分けているので自分の好きなトピックのみ楽しむのも良いだろう。 筆者の好奇心を込めて楽しみながら執筆に取り組んだのを感じてもらえると尚、嬉しい。 (本記事はあくまで

          時に傷つくことが自分を知る種になる

          傷つきたくない。 誰もが必ず感じた事がある感情ですよね。 これによって生きづらく感じる人もいるかと思います。 人間関係、仕事、恋愛、生き方… 全てにおいて傷つきたくない。 傷つくことが怖いんです。 私もそうです。 この"傷つきたくない"感情の裏には 幼少期からの家庭環境やバックグラウンド、 生まれ持った性格などによって、人の心の繊細さは 異なると思いますが、過去で何かしら拒絶されたことがあったり、否定された経験が蓄積することで 脳が過剰に反応しているんじゃないのか?と思っ

          時に傷つくことが自分を知る種になる

          沖縄に自生する薬草植物や歴史とシャーマニズムのはなし〜後編〜

          前編に引き続き、後編へ。 今回は話の重きを”沖縄”において話を進めていく。 沖縄での植物の生態系や歴史、植物や薬草がどのように人々の生活に彩りをつけたのかまとめている。 最後には総括として個人的に感じた植物を通じての共通点をゆっくり語っていこうと思う。 ༄Ch3 沖縄の植物たち 沖縄は日本でありながらも特殊な気候分布に属している。 日本本土は温暖湿潤気候で北海道は亜寒帯気候、それに対して沖縄は亜熱帯気候である。本土から内地に来るとまるで別に国のように感じる。(歴史上、か

          沖縄に自生する薬草植物や歴史とシャーマニズムのはなし〜後編〜

          沖縄に自生する薬草植物や歴史とシャーマニズムのはなし〜前編〜

          〜はじめに〜 久しぶりのnote 最近、薬草や植物の世界にどっぷりとハマって しまっている。底が知れない穴に入ってしまったように。 この好奇心が自分が見てる狭い世界に豊かさを与えてもらってる事に気がついた。 個人的には地球上に自生している植物のみで人類が抱えてるほとんどの病を限りなく治すことができるのではないかと感じている。 知れば知るほど歴史と薬草はこんなにも結びつきが深く今もその影響があること、その他にもシャーマニズムについてや沖縄での薬草の活用法など… 様々なトピ

          沖縄に自生する薬草植物や歴史とシャーマニズムのはなし〜前編〜

          旅記録✴︎タイ/プーケット 〜ベジタリアン事情〜

          今日はタイのベジタリアン事情を話そうと思う 私自身、お肉をあまりよく消化できない体質と動物が好きな理由で高校生からベジタリアンになった。 良く「食事に困ってそう」「何食べてるの?」と 聞かれるが食べれるものは意外とたくさんある。 ベジタリアンやヴィーガンにはさまざまな種類があり、何を食べるか何を食べないかでこのように分類される。 〜ベジタリアン・ヴィーガンの分類〜 私は乳製品も卵も食べるのでこの中ではラクトオボベジタリアンになる。 しかし、ここまで細かく分けず個人的にベ

          旅記録✴︎タイ/プーケット 〜ベジタリアン事情〜

          旅記録✴︎タイ/プーケット・バンコク①

          3月20日 韓国での断捨離を終えた後、東南アジアへ旅に出ることにした。 最初の目的地はタイ、プーケット 久しぶりの東南アジアに心踊らされワクワクが止まらない。 私は空港のさまざまな言語が飛び交う音、未知なる場所へ飛び立つ空気や雰囲気が大好きだ。 一つの場所に世界中の人々が集まる不思議な場所。 そんな高ぶる気持ちを胸に仁川→プーケットに旅立つ。 3月25日 タイ・プーケットに入国 まず空港からパトンのホテルまでバンタイプの乗り合いタクシーに乗って向かうことにした。 到着ロ

          旅記録✴︎タイ/プーケット・バンコク①