怨嗟 - 始動の挨拶に代えて
小生は世界から見放された. この身を削り,時に死の淵に立ちながら培って来た知識・技術も,飽くなき藝術への渇望も,ルッキズムや数的価値に染まりきった現代インターネット社会においては何らの価値を成さなかったと言えよう.
そもそも,現代インターネット社会において人気を得る条件が,知識や技術に裏打ちされた実力ではなく,外見や時の運など内面に依らないものになっていることが間違いなのである. そこに形成される人脈もまた,外見であるとか,本質的な人柄を判別しないうわべだけの取り付きやす