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訃報 山本弘さん

連続投稿4日目。

昼間、SF作家の山本弘先生の訃報をYahooニュースで知った。


山本 弘(やまもと ひろし、1956年 - 2024年3月29日)は、日本のSF作家、ファンタジー作家、ゲームデザイナー。と学会元会長。「山本 弘」はペンネームで、本名は「山本 浩」(読みは同じ)。日本SF作家クラブ会員。京都府出身。最終学歴は京都市立洛陽工業高等学校電子科卒業。
(Wikipediaから引用)


山本弘さんを初めて知ったのは「と学会」の本だった。

Amazonでは1995年5月発売とある。
私が中2のときに発売されたことになるが、買って読んだのは高校生になってからである。

そして最も読んだのがトンデモノストラダムス本の世界だった。

「1999年、恐怖の大王がやってくる。」
1999年は私が高3のときである。
大学入試やなんやかんやで多感なこの時期、不安になるのは当たり前のことである。
しかしこの本を読んで思った。
「なんや、アホらし。」
私の不安はどこかに消えていった。
もちろん、恐怖の大王さんはまだ来られなかった。
この本からと学会、いや山本弘さんが気になり始めたのである。

高校生のとき、自宅から高校までの通学時間は約1時間、そのうち電車に乗っているのは約30分だった。
その30分で本来であれば単語テストや定期テストの勉強をするべきだったのだろうが、私はすぐに現実逃避、いつも読書していた。

通学中に読むジャンルは大体決まっており、と学会、佐々淳行さん、危機管理関係の本がほとんどだった。
いまから思えば、めちゃくちゃジャンルが偏った高校生だったといえる。
しかも高2からはここに「エヴァンゲリオン」、大学生になると不肖宮嶋こと宮嶋茂樹さんが追加される。
混沌の世界である。

社会人になるとめでたく(?)ブラック企業に入社。
本を読む機会はグンと減った。
なんならそこの先輩社員に読書をバカにされたぐらいである。

30代になり個人事業主となると、ふたたび読書量が増えた。
それでも山本弘さんの本には触れていなかったが、たまたまネットニュースか何かで山本弘さんが脳梗塞になられたことを知った。

その後もカクヨムでその後の経過を記された投稿を読ませてもらっていた。

そして今日、訃報を知ったのである。

ここに山本弘さんのご冥福をお祈りいたします。

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