「This is football!」———播戸さん、その通りです!
もう、この興奮をどう表現したら良いんだろう!
この興奮を少しでも残しておきたくて、キーボードを打っています。
何に興奮してるかって、これです。
天皇杯準決勝。
Jリーグの絶対王者:川崎フロンターレと、来季J2降格が決まっている大分トリニータの一戦。
今シーズンのリーグ戦の結果だけを見れば、川崎の圧勝でもおかしくはないけれど、そこが天皇杯。
プロアマ問わないガチンコバトルロワイアルのこの大会は、しょっちゅう下馬評がひっくり返ります。
それが天皇杯の醍醐味。
この天皇杯独特の空気感が好きで、応援チームが敗退していても、毎年見てしまいます。
いやー!
それにしても今日の試合は痺れました!
興奮し過ぎて、横浜Fマリノスvsザスパ草津(現:ザスパクサツ群馬、当時JFL)で草津が勝った時を思い出しちゃいましたよ!
(今調べたら、2004年12月15日でした。そんなに経つんですね…笑)
今シーズンで退任が決まっている片野坂監督に花を持たせたい、J2にはただでは落ちない、という気迫のこもった大分と、シーズン2冠・天皇杯連覇がかかっている川崎のプライドがバチバチにぶつかり合う試合。
一発勝負の独特の緊張感、まさに天皇杯らしい、最後まで勝敗がどっちに転ぶか分からない展開でした。
試合としては、前後半の90分で試合は決まらず、延長戦に突入し、延長後半8分で川崎が先制。
試合が決まった!と思ったけれど、延長後半アディショナルタイムで大分が負けじと同点弾。
(なかなか点が入らない試合は、一度入るとそれまでの膠着した展開が噓のように点が入り出すことがあるけれど、まさか入るとは思ってなかった!)
PK戦突入時に、片野坂監督がサポーターを盛り上げるのを見て、全身ぶわーっと(興奮で)鳥肌が立ちました。
血が沸き立つ、ってこういうことを言うんですね。
PK戦は7人目までもつれて、5-4で大分が執念の勝利。
太字にしちゃいましたけど、今日の勝利を引き寄せた大分は、まさに「執念」でしたね。
大分のPK1人目の下田選手が、ポストに当たりながらもゴールに入れたあたり、本当に執念こもってましたよ。
PK戦、興奮し過ぎて何度心臓が止まりそうになったことか!笑
片野坂監督が喜びで倒れ込んだシーン、私も感動で泣きそうになりました!
「This is Football!!!!!!!!!」
エンリケ トレヴィザン選手が同点弾を決めた瞬間、解説の播戸さんが叫んだ一言。
もう、その通りです、播戸さん!
この大逆転こそ、This is football!
私がサッカーを愛してやまない理由がここにあるんです!
たくさんの人達の想いがピッチに集結して、両チームの熱量が高ければ高いほど、想像もできない展開のドラマが生まれます。
私はそれが見たいんです!
今日の試合、間違いなくMVPはGK高木選手でしょう。
一体一人で何得点防いだんだ…
上記画像は「Club J.LEAGUE」アプリ内の天皇杯結果よりトリミング
もう、この数字見るだけで震え上がります。
シュート28本!?
コーナーキック14本!?
これでよく1失点で済んだなぁ…
恐ろしすぎる…
いかに大分の選手たちが体を張って、勝利を引き寄せたかが分かります…
大分トリニータ・川崎フロンターレの両チームの皆さん、お疲れ様でした。
今日の試合、本当に感動しました。
天皇杯決勝は…
12月19日 14時キックオフ
浦和vs大分
元日開催でないのは少し寂しいですが、三大大会の決勝戦に相応しい戦いであることを願ってます!
いやー!
やっぱりサッカーって面白い!
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