うろ覚えむかしばなし 金太郎
あやふや度 ★★★☆☆
あるところに山姥がいました。
山姥は拾った男の子を時に厳しく、時に優しく育てていました。
その子供の名前を金太郎といいました。
金太郎は元気に育ちました。
元気なので、山の熊と相撲を取り、家来にするなどしました。兎などにも好かれていました。
姿はおかっぱ頭の少年で、赤い前掛けをつけ、まさかり(斧とは違うもの?)をかついでいました。
おそらく、相撲の際はまさかりは横に置いていたものと思われます。
そんな立派な金太郎という少年がいたのです。
その少年こそが、のちの坂田金時である(坂田金時は…なんか有名な武将の家来…?である)。
めでたしめでたし。
昔話の好きな子供でした。でも、あの頃読んだ昔話は今や記憶の中でうろ覚えのあやふやになり、混ざり合いごちゃごちゃになっています。
きちんとした話を目にしてしまう前に、うろ覚えの状態の自分の中の物語を書いておこうと思いました。
きちんとしたものを目にしてしまえば、うろ覚えの状態には戻れないのですから。
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