見出し画像

探究期間を経て。今。

約二か月間のインド、スリランカと続いた探究の期間を終えて山の自宅に戻り一週間が経ちました。


北海道での新しい講座やイベント、そしてオンラインでのヨーガスートラの長期講座も再開しています。

さらには山の獣害対策や春からの稲作、畑作の準備もはじまっています。


今年は昨年よりはるかに速度の上がる日々になりそうです。


そんな活動の波に乗っていく前に想うことを記しておこうと思います。



ヨーガの道が僕の人生の道と重なり20年ちかくになります。

今でこそ〝ヨーガを探究している〟という言葉がしっくりと馴染んでいますが、初めの10年間は多くのみなさんと同様に〝ただヨーガを練習する〟日々を過ごしてきました。

全ての時間をヨーガ練習のために繋げ、知りうる全ての練習をして過ごした10年間でした。

もちろん、仕事としてもヨーガをバリバリと行っていた時期ですのでありとあらゆる形でヨーガの仕事を行ってもきました。

そんな10年間を過ごしたのち、ヨーガが語る本質的な事柄への疑問や謎にむけて探究の日々がやってきました。

インドという国自体は以前の方が熱意をもって各地アシュラムなどを周っていたのですが、疑問や謎は僕をインドから離し、様々な国の土地へと連れて行ってくれました。

そこから気づけばまた10年が経ちました。


その時々の時代が持つ特徴を含むなら、おそらく今後誰も通ることの出来ない道を進むことになったわけで。

きっと運が良かったのだと思います。


僕が今持つことになった智慧は僕だけがその恩恵を受けて良いというには大きすぎるモノだとあらためて感じる今です。


と前置きはさておいて。

僕が探究してきたヨーガスートラという古代の文献。

この書物の最大の特徴である“8段階の道” ですが、現存している訳本にあるのは詳細ではなく、大枠の道筋だけです。


その大枠の中に詳細な道筋を描くことを完成させました


入口から20年の時間かかりましたが、その期間が一瞬に感じるくらいの達成感を感じています。

と同時にこの道を僕以外のみなさんにお伝えし進んでもらうための役割が改めてはじまっています。

自分一人が歩くよりはるかに大変なことだとわかっていますが、まるでこうなるために用意したような今の僕の環境です。

ヨーガの世界にできる最後の恩返しです。

精一杯取り組ませてもらいます。



具体的には、

❶ 明確な入口のレッスンプログラムが僕のもつ会員制ヨーガコミュニティ【イエヨガ】の中で今月末からはじまること。

❷ 5月後半から完全な形になったヨーガスートラ講座が5段階にわかれてはじまること。

❸ [Sutra yoga]の伝達者育成に本格的に取り組むこと。



詳細は段階をもって載せさせてもらいますが、必要なみなさんのもとに智慧が起き、喜びの中で一緒に励んでいけることを楽しみに励ませてもらいます。


長い、硬い文章、、ここまで読んでくれた方がいましたら本当にありがとうございます。

では、引き続き春へと移り行く美しい今日を楽しんで生きましょう。
良い午後をお過ごしください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?