[書評] ナナメの夕暮れ
はじめになぜこの本を手にしようと思ったのかは忘れてしまったが、どこかで知って「読んでみたい」と思い、気づいたら自宅に届いていた。読んでみたら面白くて一気読みしてしまった。以下メモ。
書評「人見知り芸人」と言われる著者が、世間で起きていること、世間と自分との関係、世間に対する自分の中で起きる反応への考察などを綴っている。内向的であることは間違いないが、卑屈というわけではなく、むしろ素直な人間性を感じさせる筆致だった。他人に対する否定的な考えがブーメランとなり自分の思考や行動を