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太田光氏の真意
旧統一教会をめぐる爆笑問題・太田光氏の発言が、教団に擁護的だとして批判されている。
論旨としては、
メディアが教団を叩きすぎると末端の信者や信仰2世が辛くなる。
信者の親が子を教団から奪還するやり方が乱暴だと逆効果だ。
というような事を言いたいらしい。
叩きすぎると良くないことが起こるとの危惧は、ある程度理解できる。
バッシングの「反撃」としてオウム真理教が数々の凶悪事件を起こしたとする見方を採用するならば、旧統一教会の場合もそうならないとは限らない。
しかし、末端の信者に同情しすぎるのは私は反対だ。
末端であっても悪質な勧誘や多額の献金請求等に加担しているのなら、教団幹部の立派な「共犯者」だからだ。よって免責的な見立ては禁物である。これは太田氏の論敵たちも陥りがちなバイアスだ。
また信仰2世の場合も、ある程度の年齢になったら親のせいにばかりできまい。逞しく生きている2世も沢山いるはずだ、太田氏の妻・光代氏のように(統一教会ではなかったらしいが)。
奪還の仕方などは、当事者たちの長年の蓄積があるようなので、そこは信頼すべきだろう。部外者が口を挟むことではない。