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東京裁判と大東亜会議

東京裁判(極東国際軍事裁判)の写真や映像で印象的なのは、東條英機ら被告人たちがヘッドフォンを付けている姿だ。

裁判は英語で行われたため、通訳が流されていたのだ。

当時としては画期的な試みだったのだろう。


一方、1943年の「大東亜会議」では、受話器に通訳を流したという。


このシステムのおかげもあって、大東亜共同宣言が首尾よくまとまったとも言える。

しかし会議に出席した東條は5年後、同じ東京で同じようなシステムにより、自らの死刑判決を聞くこととなる。

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