私は、天然気取りのイタイ奴
私は、変でヤバくて結構不思議だと友達に言われる。
でも私の天然は人工で、私は実は、天然ぽいと思われることで悦に入るイタイ奴だ。そして私が天然ぽく振る舞うようになったのは高校に入ってからだ。中学までは、オブラートに包むのがちょっと苦手な普通の良い子ちゃんだった。
そう、普通の良い子ちゃん中学生は、天然化という高校デビューを果たしたのだ。
なぜ私が人工天然人間になったのかというと、それは単に、天然な子に憧れを持っていたからだ。普通から外れた素敵な感性を持っている天然っ子が凄く羨ましかった。均一化されてない人間はそれだけで存在意義がある。私は、a から the になりたかった。
制服を着て、髪の色を統一している中高生にとっては、内面が人と違うことは凄く美しかったし、見た目の均一性とのギャップがこれまたとても刺さった。(私の高校は髪染めOKだったけど。)
天然っ子を羨む理由はたぶん、大人になりたくなかったからだと思う。子供の素直さを失いたくないから天然素直な人間を装うことで、勝手に大人になっていく体に必死に抗っている。そんな感じで今もなお現役で天然をやっている。
ちなみに人工天然人間は、自然に天然な人間を見ると羨ましく思うと同時に、委縮して、嫉妬する。そして、こんなこと思うのは天然らしくないよなーなんて思う。結構大変。
ちなみに天然を振る舞ううえで重要なのは、頻度と強度だ。一緒にいる人間によって天然度合いを変える必要があるし、相手が疲れてたら天然は抑える必要がある。でないと、「こいつといると疲れる」と思われてしまう。
それと私が気を付けてるのは、相手のつっこみで一笑いして終わるということだ。私が天然かまして終わるだけだと非常によろしくない。
というわけで、七月から天然気取りのイタイ奴になりたい場合は是非参考にしてみてください!
文月なので、ちゃんとnote投稿しましょうね!!
♬さーさーのーはーーさーら さらーー のーきーばーにーゆーれーるーー おーほし さーまーきーら きらーー きーんーぎーんすーなーごーー♬