今回は書道作品を書くときと見るときの感覚について書こうと思う。 考えてみて初めて気づいたのだが、書道作品を書くときと見るときで考えていることは大きく違う。 書いているときは「軸がぶれていないか」「流れは大丈夫か」「次、起筆打つのいつだっけ」なんてことを考えている。練習不足の時ほど作品の出来に意識がいってしまい、集中できないことが多い。一方で、見るときはその作品が纏う雰囲気や空気感に意識がいく。先生曰く、質のいい素晴らしい作品を見たときは景色が浮かぶそうだ。 作品から気温を