この一週間の波瀾万丈
こんばんは、Kanaです。
(※今回の記事はとっても長いです！😂🙇♀️)
前回の記事から約一週間経ち、おかげさまで体調はだいぶ回復しました。
気にかけてくださった方へ、ありがとうございます😭
朝晩一粒ずつ、飲み込む瞬間は毎回命をかけていました。笑🥹
一週間…耐えた……！偉すぎ自分。
膀胱炎を発症してから2日目くらいの時に、彼の妹が「親戚と遊園地に行くけどカナも来る？」と誘ってくれて、
私の頭の中は体調のことしかなく、「行けそうだったら行く」という関西人丸出しの回答を彼にしたら、「お腹は大丈夫？」と聞いてくれて、
まだ遊園地に行くまで3日あるし
今日の朝、薬一粒飲んだだけで結構回復してるし大丈夫かも。と「うん、行こうか」と返答。
そして日が近づくも"体調微妙だな〜。あの遊園地そんなに好きじゃないしな〜。"と気を揉んでいた私。
「やっぱり安静にしたいから私は留守番してるよ。みんなで楽しんできて。」と彼に言ったけど、「カナとみんなと行きたいよ」と駄々をこねる6歳児の様になってしまったので、呆れた母親のように「行くしかないか。。YouTubeの素材になるしまあええか。。」と気持ちを切り替えた。
しかし遊園地の日の前夜。
以前から彼の家族内で問題になっている【怠け癖がある彼の妹について】＆彼の家族内で不評中の不評だった【別れたての元彼に妹が会いに行くという意味不行動について】、
外から帰ってきた妹に彼が釘刺し。妹と彼は口論になり、妹は勢いのままドアをばあああぁんと閉めて親戚の家に避難。ちなみにその時夜の8時くらい。
(おいおい、遊園地に行く前夜じゃないだろこれ😇やめる？行くのやめる？？中止？(ちょっと期待した私))
彼は口論と言っても怒鳴るとか大きな声を出すわけではなく、もしもの話をしたりして諭すタイプ。
3人目の親かのように、親目線で妹に諭したものの、妹は苦しくなってしまったみたい。
(ちゃんとしなさい。できるように変わりなさい。と言われて苦しくなるのはちょっとわかる。とおもったり…)
彼ママと彼パパは彼が口論になっていた頃デートに出掛けていたので、家であったことを彼は両親に報告し(会社みたい)、その日の23時くらいには妹が帰宅。
どんな顔で明日会うんだ？彼と妹よ…？と半分蚊帳の外から見物していた私は、
相変わらず自分の体調と向き合い、命がけで薬を飲んで療養していました🫠笑
「明日何時に行くの？ていうか本当に行くの？」と聞くと「うん、もうチケットも買ったから行くよ。明日は親戚が8:30に家に到着する。それからみんなで車で行く」
は、ははは、88888、8:30???!!!!!誰がそんな早くから遊園地行くんや！？と叫んだ😳
「でも出発は9時くらいだからカナはゆっくり起きていいよ」とのこと。
チケットはひとり一万円と高額。
それもそのはず。遊園地Efteringは、オランダのディズニーランドと言われている大きなテーマパークなのです。(昨年は彼家族と親戚家族の大勢で行きました)
チケットの値段を聞いて、モト取らな……と関西魂がうずき一気に行く気になったわたし。(ほんとはこの時もまだ、家でゆっくりしたかった気持ちだったけど)
そして当日。天気はどっしゃぶりの雨。
時間通りに8:30になる頃に親戚が来た。
オランダの人って結構、約束の時間とかちゃんと守るんですよね。
出発も予定通り9時ごろに家を出て、親戚の運転する車で遊園地に向かう。
親戚のaくん、彼、妹、私の4人。
まだ止みそうもない大雨の中移動。
車の中では遊園地のサントラなのか、昨年遊園地に行った時に園内で流れていた音楽を聞いて移動。(ディズニーランド行く時のわっくわくのやつやん…)
昨夜大喧嘩していたとは思えないわっくわく空間に違和感を覚えながら、みんなに膀胱炎と闘っていることを秘密にしていたので(めっちゃトイレ行くやん)と思われるであろうことは覚悟のもと、絶対無理はしないぞ。と心に決めて乗車しました🚙
幸い遊園地までは家から車で30分の距離と近い方だったので、トイレも我慢できる距離。
到着しても尚大雨、むしろ強まっていました☔️
こんな大雨で一体何に乗るというのか……
高校生の頃、学校の修学旅行でディズニーランドに行き、初めてのディズニーランドだったのにめっちゃ大雨で、
二人で行ったのに友人が大雨に気分を損ねてひとつしかアトラクションに乗らず、お土産屋をはしごして早々に退散。ホテルに戻って半日を無駄にしたことがある。
その時のことを思い出し、(絶対に気分を損ねてはいけない)と心に言い聞かせた。
………が、そもそもわたしは絶叫アトラクションが苦手。
昨年も乗れそうなやつに乗ったが、ほとんど怖かった。それに付け加えてこのテーマパークのキャラクターがまず怖い。
ミッキーミニーやプリンセスたちのようなかわいこちゃんがいないので、全然気分が上がらない。🫠
その一部を載せますね
こわい。こわいて。。。
子供はトラウマにならないの？
と、思わずにはいられないタッチ。
とはいえ彼曰く子供の頃の方がたのしかったらしいです。
私は昨年めちゃくちゃこわいジェットコースターに乗って、あれから一年経ってもまだトラウマなので
それを鮮明に思い出して、既に帰りたい気持ちに駆られていました。笑
2枚目の写真はボートに乗って、人形たちが動いているのを見るだけのアトラクションなのですが、外国特有の異臭がするゾーンもあったり、
アトラクション内は暗闇で、このぞっとする人形たちを見るというますますぞっとする地獄。
外に出たら相変わらず大雨だし、気分は下がる一方。
謎に折り畳み傘が壊れ、気に入っていたのでショック😭
気分下がり。。。
絶叫アトラクションにみんなが乗っている間、私はびしょびしょのテラス席の唯一屋根があるところなどで待機したり、
ベンチで傘を刺して待機したり。
(やっぱり家にいたらよかったなと気が重くなる)
そのあと屋根付きボートに乗って、持参したお昼ご飯。
オランダ飯が受け付けない私はおにぎり。
大雨(何回も言う)で、この川も決して美しくはない、鳥に囲まれて、川と雨の匂いもやや堪える、ボートの中も割とびしょびしょ、ハンドタオルを敷いて座ったけど、若干潔癖症なのでしんどい。
全く食欲もなくて、おにぎり二つ持ってきたけどひとつだけ頑張って食べた。(半泣き)
ボートを降りたあとは、
昨年来た時に唯一楽しめたアトラクションがあって、それに乗れたらわたしはもう乗り残しない。という感じだったのでそれに乗ることに。
並んでいる間に二度目の悲劇が起きた。
なんと、なんとなんと、、、😭
ボートに乗っていた時にカバンに入れたペットボトルの水が、カバンの中で大洪水。
ちゃぽんちゃぽんなるくらい水が溜まってた。
え、まってまって、パスポート入れてたんだけどどうなってる？最悪！😭いける？？😭😭😭
一瞬でパニックになりました。
「さいっあく！」とこんなに言った日はないくらい。
傘は壊れる、カバンはずぶ濡れになる、持ってくるか迷ったけど一応と忍ばせていたパスポートがびしょ濡れ。
キャンディはねちょねちょ。友人がくれたハンドタオルも絞ったら水出るくらいにずぶ濡れ。
なんだか、すべてがさいあくでした。
(携帯はストラップで肩からかけていたので不幸中の幸い。生きてた。)
もうアトラクションも自分たちの乗る番が来たので、とりあえず「そこに水捨てていいよ」と言われたところにカバンをひっくり返して捨ててアトラクションワゴンに乗車。
愉快な音楽とうっすら暗い中で光にちかちか照らされながら、進んでゆく景色と裏腹に潤む目。
テーマパークで悲しい気持ちになることほど救いようのないことってないよな。と悲しくてたまらなかった。
全然笑えない最悪の日。
この日家を出た出発から自力で持ち上げてた落ち込み気分もとうとう底辺に。
彼は私のことをほんとうによく見てくれているので、気持ちの低下にもすぐに気付いてくれます。
「カナは今日最悪の日？」「ごめんね。」と何故か彼は私に沢山謝っていました😭
(一万も出してくれたのに楽しめない彼女でごめん…うそでも元気なふりできなくてごめん…)申し訳ない罪悪感の気持ちも相まって、ただただ大泣きしたいのを堪えていました。
カフェに入ろう。ゆっくり座ろう。と、言ってくれて
ホットのキャラメルマキアートを注文。
ふわっふわもりっもりのホイップにやや気分は上がったが、ホットなのにグラスに入れられている。スプーンもストローもない。持つところ熱くて持てない。溢れるほど入れる意味不さに腹立ってくる(日頃ない苛立ち具合に自分でも困惑。コントロールできない情緒。)
仕方ないのでホイップはコーヒーを混ぜる木のスティックみたいなので食べました🥛
ちなみにこの時彼は、カフェに置いていたFREEスペースから紙ティッシュをごっそり取って、
私のパスポートを一枚一枚めくり、水分を紙に吸わせる応急処置をしてくれていた。
控えめに言って天使👼
(おかげでグラスに紙ティッシュ巻いて飲めた)
そして訪れた三度目の悲劇。(もうやめてくれぇ)🫠🫠🫠
携帯を充電しようと彼の鞄から出したチャージャーを指すも反応しない。その時🪫32%ほど。
ずっと携帯をストラップで肩からかけていて、カバン大洪水も回避できたのに、なぜ？？？
濡れたチャージャーを使うのは怖かったけど、一か八かやってみるしかない、、と
カバン大洪水の被害に遭ったわたしのチャージャーの電源をON。チャージャーは大丈夫そう。
だけどそれも、携帯は反応しない。
その頃おそらく16時過ぎだったと思う。
日頃は18時で閉まる遊園地も、夏休みシーズンで22時頃まで営業している。
今から4時間以上も居られないよ。。携帯の電池が終わってしまったらもう本当に無理よ。。と限界が来て
彼に「帰ろう。」と伝えた。
「よし、じゃあ電車で僕たちだけ帰ろうか。ごめんね。」と言って、すぐにバスや電車のチケットを手配してくれた。
妹と親戚に体調が優れないことや、この日起こった事情を話し、解散。
半泣きからほぼ泣きでとぼとぼと彼と手を繋いで園の外に向かう。
おにぎりひとつしか食べられなかったせいで
空腹も気分の沈みに関係していた。
途中で見かけたドーナツ屋さんで6個入りのミニドーナツを買った。
わたしが「あ、おいしそう」とやっと反応したので「食べたい？買おうか」と立ち寄ってくれた。
彼は時より私のお爺ちゃんの様である。
私たちの前に並んでいたお客さんのドーナツに、ザザアッっと大量の砂糖を小さいスコップみたいなので3振りくらいしているのを見て引いていた私に気がついたのか、「砂糖は無しにしたよ。いい？」と彼は言う。(ナイスすぎる……)
バスの時間は決まっているので、ドーナツを食べながら歩く。
早く帰ってパスポートを乾かさなきゃ。カバンを乾かさなきゃ。
私たちの内心はこうだった。
無事バスがやってきて(これもまたほぼ予定の時間通り。オランダ人は時間をやはり守ってるな？？✨)
バスの中で、改めてチャージャーを携帯に差し込んでみる。次はバスに備え付けられてるUSB差し込み口を使ってトライしてみた。
…が、やはりだめ。
なんでだ。。😭😭
携帯の差し込み口をよく見ると、やや埃っぽいものが入ってた。
「家に帰ったらヘアピンとかで埃を取ろう」と私が言うと機械に詳しい彼は「ヘアピンはだめ。鉄同士だから携帯に悪いよ。」と言った。
あ、まって。僕はこの前こうやったんだ。
彼は爪を三日月型にきれいに剥いで、「ちょっときもいけど、これで取れるから」と私の携帯の差し込み口をかちゃかちゃ掃除し始めた。
そ、そんな身の削り方ある………？？？！
(🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣)
なんか斜め上の発想でわらってしまった。
おかげでちょっとずつ元気になってきた。
いつも車移動が基本で、オランダの電車もそんなに乗ったことがなかったので、新鮮な気持ちで居た。
彼のママとパパはこの日もお出かけをしていたそうだけど、私たちが帰ると言うので地元の駅まで迎えに行くと言ってくれた。(優しい🥲)
そしてママたちがやってきて、車に乗り込みお家に直行。
夜ご飯を作ろう。うどんがあるなあ、よし焼きうどんだ！と材料を揃えようにもお肉がなかった。
肉無しうどんか…そうか…と思いながら彼に「肉無しにするね」と言うと、
「どんな肉がいるの？」と聞いてきて、家の買い物と合わせて彼ママが沢山お肉を買ってきてくれた。
日本で主流の豚バラのようなお肉はオランダでは売っていないので、薄い肉となるとベーコンになる。
その滅多に買わない薄い肉をママは買ってきてくれた。
😭♡…
うどんは腐っていたので、急遽野菜炒めにすることに。
白ごはんを炊いて、野菜炒めだけでは少なそうだったので目玉焼きもつけた。
焼く前は豚バラそのものだったのに焼いてもまだ赤く味はベーコン。ほう、これはベーコンだったのか。と思いながら
ささやかな夜ご飯が一番たのしいと思った夜だった。
そしてやはり和食が一番落ち着く。だしのもと最高。と思った私なのでした。
ずっと「一緒にお風呂に入りたい」と言っていた彼の要望にもこの日は色々迷惑をかけたので、初めて答えた。
一緒にお風呂の部屋から出た時「なんか、銭湯に来たみたいだね♨️」と、ほわほわした気持ちでドアから出たのがおもしろかった。
昨年と打って変わって、今年はオランダ生活を楽しめていないギャップに日々困惑している。
きっと、昨年は旅行気分だったのだろうと思い知らされている今日この頃です。
今回のこの遊園地に関しても、大雨は確かにツイてないけど、ペットボトルのキャップをちゃんと閉めたか確認していれば鞄がちゃぽんちゃぽんに濡れることはなかったし、携帯の埃も取っていればスムーズに充電できたはず。
ひとつひとつ冷静に考えれば避けられたことも、畳み掛けるようにわたしをパニックに導いた。
それはきっと日頃のストレスや溜めているものがあったからなのだと思います。ひとつひとつに冷静になれなかった。「どうしてこんなことばかり起こるの？」「どうしてこんなに不便なの？」と嘆き泣くことも多い。
先日の膀胱炎の原因もきっとストレスからきたものだろうと考えています。
そもそも膀胱炎のおかげで、カフェインの入っているもの(緑茶、フルーツジュース)などを飲まないようにしていたので、日本を感じられていた唯一の癒しである緑茶が飲めないのは結構ストレスでした😭
(この日キャラメルマキアートを飲んだのは久しぶりのカフェイン。体には良くないけどここまで頑張った自分に少しご褒美の気持ちで飲みました笑。。)
年内にオランダに移住するつもりだったけど、今年はいいイメージができない。
彼とも都度話しています。まだ話し合いが必要そうです🍵🍵
最後まで読んでいただきありがとうございます𓂃𓂁
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