【ネタバレ注意】 「12人の死にたい子どもたち」を見て
ちょっと不登校がまたぶり返してきているみたいなので、映画「12人の死にたい子どもたち」を見ました。
以下、「記録」アプリに記録した感想です。
特段感動はしなかった。
この映画が公開された時はまだ10。13+(PG12?)なので、映画館で見れなくて残念だった。
けど情報量がこれくらいなら、家で見ててもまあよかった。
思春期特有の生々しさ、リアリティがよく描かれていて面白かった。
悩んで悩んで、「安楽死をする」決断を未成年ながらにあの主催者が考えていたのが面白かった、未成年なのか?あいつだけは。
バンギャが後追いしかけるってのも面白かったけど、売れっ子に「死ぬな」なんて説得するのは違うと思う。考え方は人それぞれ、だけど私はもしこの場にいたとしたら、反対はしない。だって自分で考えたのだから。
嗚呼でも、「自決」だと思う。このみんながすることは。
結局みんな自己中心。自分がいちばんかわいいから生きてんだよな。
内容としてはだけど、ゴチャゴチャうるさいなと思った。まあ、子供だからか。
あまりに貫禄が無さすぎて逆にその点については面白かった。
推理が絡んでくる点についてはあんまり面白くなかったと思う。ただ、この内容でどうするか、となって行き着いた先が推理であったわけで。
小難しい内容だった。一度見ただけでわかんないけど、私はこの映画は二度も見ないと思う。
追記。
思春期の生々しさ、というか人間の側面以上にあるような、内面の生々しさすらも描かれてるのが面白かった。最近記憶がすぐに抜けていってて、メモでもしないと内容全部忘れがちなので見てから4時間がたった今、思い出せるけど思い出せない、みたいなのが続いてる。
討論の時は特に、各々の性格がとても出ていて、"あ、思春期だな"という感じがした。内面的な人は誰かからのリードがないと話せなかったり、だとか。
本作においては吃音症のある子が描かれていたけど、その子の場合はほんとに誰かしらのリードを貰って話していて、最終的に内面打ち明け、吃音治るっていう流れがまあ面白いと。
黒いスカート履いた火傷痕のある女の子は言い方が強かったりお嬢様演出してたりと、まあリアル。「自分にとって気に入らない人は排除する」女の子(ももクロの玉井詩織さん似)も性格がめっちゃリアルだったな。
私が付けた評価は「星3.0」。けど、結構賛否両論な作品だと思う。
「リアリティこそが作品そのものになる」-岸辺露伴
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