今、将棋が面白い!!

羽生善治さんが竜王戦挑戦者になりました!!

今年は藤井聡太さんが大活躍し、最年少2冠に輝くなど世代交代を強く感じさせる流れでありました。
藤井さんは自作パソコンを組んで将棋の研究を行う(ちなみにAMDのRyzenを使用されているとのこと)
まさにテック時代の棋士と言えるでしょう。
他の棋士も研究にAI、将棋ソフトを活用し、まさに群雄割拠の時代となっています。

純粋に人間対人間の世界だったところにAIが加わり、どう取入れていくか、どう対応するかが棋士の新旧交替と相まって非常に興味をそそります。
AI時代の先端を走っているのは将棋界なのではないか、そしてその状況を注視することで今後のAIとの向き合い方のヒントが得られるのでは?とも思うのです。

思えば平成は羽生さんのほぼ独擅場でした。
それが平成の終わり頃から将棋ソフト、AIが高度化し、全体のレベルがぐっと上がってきた。
若手に一気に追いつかれ
タイトル通算100期目前にして失冠。
それでも諦めずに謙虚に将棋を続けてこられて
今回の竜王戦挑戦者決定。

羽生さんの闘いを見ていると
「諦めずに続ける」ということが
人間にとっていかに大切で、
人間だからこそ
できることだとわかるのです。

実は羽生さんが初めて手にしたタイトルも
竜王。そして今日の勝利は99手という、
何やら因果のようなものを感じずにはいられません。

竜王戦は10月から始まり12月まで行われます。
今年は年末まで将棋から目が離せません。

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