HAZBIN HOTEL 『 Stayed Gone 』 翻訳と解説
オリジナルとしての英語版を知るため、言い回しなどそのままに、一言一句逃さず和訳してみました。
⭐️HAZBIN HOTEL WIKIのtranscriptを使用
⭐️アニメ『HAZBIN HOTEL』
(邦題『ハズビン・ホテルへようこそ』)
⭐️episode2の劇中歌『Stayed Gone』
ヴォックス: あのクソ野郎が帰ってきた!
ヴァレンティノ: ああ!俺も彼は永久にいなくなったんだと思っていたよ!
✅gone for good: 「永久にいなくなる」
ヴォックス: 7年ぶりだ!
ヴァレンティノ: あのときあいつに負けそうになったことをまだ怒っているのか?
ヴォックス: あー、くたばれ。
ヴァレンティノ: 言ってみただけだよ。
ヴォックス: 彼が町を去ってから、状況は大きく変わった!
ヴァレンティノ: 確かに。
ヴォックス: 今、誰が本当のボスなのかってメッセージを送らなければ!
ヴォックス: お帰りなさい!
帰ってきたことを後悔させてやる!
ヴォックス: 新しい現状に挨拶しろ。
そこに真新しい夜明けがあることを、誰もが知ってる。テレビをつけろ!
ディレクター: カメラを回して、3、2…
コーラス: 番組へようこそ!
ヴォックス: さて、7年ぶりに街を闊歩する姿が目撃された、ある "ハズビン"についての話題です。
✅「過去の人」という意味の"has-been"が使われています。
ヴォックス: 誰か、彼に会いたかった人はいる?誰か気づいた?
ヴォックス: 今夜のプログラムの詳細です。
そう、ラジオデーモンが街に帰ってきました!
彼がうろついているのはなぜ?
あなたの家族にとってどんな意味がある?
ヴォックス: まあ、手ぎわよく言うと、いいニュースです!
ヴォックス: 彼は負け犬で、化石で…敵意があるわけではありませんよ…
ヴォックスとコーラス: でも、彼は臆病者!
ヴォックス: 全面的に信じてくれていいですよ。
私の視聴者を取る?不可能です!
✅take ~ as gospel:「〜を全面的に信じる」
ヴォックス: 私は可視、彼はかろうじて可聴!
✅"visual"と"audible"とで韻が踏まれています。
ヴォックス: 彼に時間を割くのをやめてください!
彼の言葉に耳を貸さないでください!
彼がいい休暇を過ごせたことを願っています!
ヴォックスとコーラス: でも彼は離れているべきだった!
✅"Stop"、"Don't"、"I hope"で韻が踏まれています。
✅"time of day"、"word he'd say"、"nice vacay"、"stayed away"で韻が踏まれています。
ヴォックス: 彼がラジオに隠れている間に、私たちはビデオに軸足を移しました!今や彼の媒体は全くのレアになっています!
✅"bloody rare"が「全くもって珍しい」と「血まみれの生焼け」のダブルミーニングになっています。
✅"radio"と"video"とで韻が踏まれています。
ヴォックス: 彼が去ってから、地獄はよりよくなりました。
彼はどこに行ってたんだ?
誰が気にする?!
✅give a shit: 「気にする」
アラスター: ご挨拶!
放送に戻ってこられて嬉しいです。
アラスター: そう、スタイリッシュな地獄の放送は久しぶりでしょう。
罪人たちが喜びます!
✅"with style"には「当世風な」という意味もあります。
✅"while"と"style"とで韻が踏まれています。
✅Transcriptは"Sinners rejoice!"となっていますが、もし"Sinners, rejoice!"であれば「罪人たちよ、喜べ!」という意味になります。
ヴォックス: なんて時代遅れな声!
アラスター: 平凡な動画配信を追いかけている人気者の代わりに。
ヴォックス: おいおい!
アラスター: 魅力を追い求めて、ヴォックスは情緒不安定?
この流行、あの流行と行ったり来たり。
何もうまくいっていないのか?
✅insecure: 「精神的に不安定」
ヴォックス: 彼のさえずりは無視しろ!
アラスター: 毎日、彼の番組は新しい構成になってる!
✅format: 「番組の構成」
ヴォックス: お前は未来を見てるんだ!
ヴォックスとコーラス: 彼は未来の前にあるクソだ!
アラスター: ヴォックスは彼が言うほど強いのか?
それとも彼の支持のおかげ?
他のヴィーズがいなくては、彼は無力だったでしょう!
ヴォックス: ああ、頼む。
✅"purports"と"support"とで韻が踏まれています。
✅ヴィーズとは、ヴォックス、ヴァレンティノ、ベルベットの3人組。
アラスター: そして、クリームの上に砂糖を。
彼は、私に、チームに参加するよう頼んだのです!
ヴォックス: 待ってくれ!
✅"cream"と"team"とで韻が踏まれています。
✅"the sugar on the cream"は、後で出てくる"the tea"に対してのトッピング、話の前置きのような意味があると思われます。
✅ちなみに、Alastorは甘いものが嫌いらしいです。参考
アラスター: 私は断り、それで今彼は怒ってるんです!これが真実。
✅"tea"が「お茶」と「真実」のダブルミーニングになっています。
✅ちなみに、Alastorはお茶も嫌いらしいです。参考
ヴォックス: このおお老いぼれが!お、お前に苦しみを見せてやる!
Alastor: ああー、テレビはバッファリング中です!
✅バッファリングとは、動画の一部を先読みしてロードしておくことで、視聴体験を妨げないようにする仕組みのことです。コンテンツの読み込みの遅れを表現するために、「バッファリング」という言葉が使われることがあります。参考
✅"buffer"は「おっさん」「無能な人」という意味もあります。先に出てきた"old timey PRICK"(老いぼれ)に対しての返しになっていると思われます。
ヴォックス: おおおお前お前を破壊してやる…
アラスター: 残念ながら、あなたの信号が消失してししまったようです。
アラスター: 始めよう。
私が帰ってきたことを後悔させてやる!
周波数を合わせろ。
アラスター: 私がやり終えたとき、お前の現状は幕を下ろすことに気づくだろう!
✅race is run: 「幕を下ろす」
アラスター: ああ、楽しくなりそうだ!