
HAZBIN HOTEL 『 Hell’s Greatest Dad 』 翻訳と解説
オリジナルとしての英語版を知るため、言い回しなどそのままに、一言一句逃さず和訳してみました。
⭐️HAZBIN HOTEL WIKIのtranscriptを使用
⭐️アニメ『HAZBIN HOTEL』
(邦題『ハズビン・ホテルへようこそ』)
⭐️episode5の劇中歌『Hell’s Greatest Dad』
Lucifer: Alright then.
ルシファー: オーケー、それじゃあ。
Lucifer: ♪ Looks like you could use some help. ♪
♪ From the big boss of Hell himself.♪
ルシファー: 助けが必要そうだね。
地獄のビッグボス自らの助けが。
✅could use some help: 「少し助けてほしい」
Lucifer: ♪ Check your daddy's glowing reviews on Yelp! ♪
Lucifer puppets: ♪ "5 stars!" "Flawless!" "Greater than great!" ♪
ルシファー: "Yelp"でパパの熱烈なレビューを見て!
ルシファーの人形: 「5つ星!」「完璧!」「超すばらしい!」
✅頭文字が大文字のため、おそらく「Yelp」というサイトがあるのではと思われます。
Lucifer: ♪ With a punch of a pentagram,
♪ A wap! Bam! Boom! Alakazam! ♪
ルシファー: 五芒星のパンチで
ワッ!バッ!ブン!アラカザン!
✅"A wap! Bam! Boom! Alakazam!"は手品師が使う呪文です。
Lucifer: ♪ Usually I charge a sacrificial lamb. ♪
♪ But you get the family rate! ♪
Lucifer and Charlie: "Thanks dad!" ♪
ルシファー: いつもは生贄の子羊を要求する。
でも君には家族料金にするよ!
ルシファーとチャーリー: 「ありがとう、パパ!」
Lucifer: ♪ Who needs a busboy now that you've got the chef? ♪
Chorus of Lucifer lookalikes: ♪ wa-ah-oh ♪
ルシファー: シェフを手に入れた今、誰がバスボーイを必要とする?
ルシファーのそっくりさんたちのコーラス: ワーオ
✅バスボーイとは、料飲施設で、ウェイターの補助業務を担当する職種のことです。 主に食器類を下げたり、リネン類のセッティングをしたりします。参考
Lucifer: ♪ Michelin tasting menu free à la carte. ♪
ルシファー: ミシュランのテイスティングメニューの無料アラカルト。
✅テイスティングメニューとは、シェフの技術や創造性に焦点を当てた料理を一度の食事で少しずつ試すことができるものです。一般的なコース料理より品数が多いため、シェフやスタッフがより意識を集中させる必要があり価格も高くなっています。参考
Lucifer: ♪ I'll rig the game for you because I'm the ref! ♪
ルシファー: 私が試合の審判。だから君のために八百長を仕組んであげる!
Lucifer: ♪ Champagne fountains, caviar mountains, that's just a start! ♪
ルシファー: シャンパンの噴水、キャビアの山、ほんの始まりに過ぎないよ!
Alastor: ♪ Who's been here since day one? ♪
♪ Who's been faithful as a nun? ♪
♪ Makes you chuckle with an old-timey pun? Your executive producer! ♪
Charlie: That's true!
アラスター: 初日からここにいるのは誰?
修道女のように忠実な人は?
昔懐かしいダジャレで笑わせる?あなたのエグゼクティブ・プロデューサー!
チャーリー: そのとおり!
✅エグゼクティブ・プロデューサーとは、プロデューサーよりもさらに上級職で、管理職・幹部に当たります。参考
Alastor: ♪ I'm your guy! Your day to day. ♪
♪ Your chum, your steadfast hotelier. ♪
アラスター: 私に任せて!あなたの日々を。
あなたの親友であり、頼れる"ホテリエ"。
✅I'm your guy: 「任せて」
✅"hotelier"は「ホテル経営者」という意味のフランス語です。ちなみに、Alastorは流暢ではないがフランス語も話せるらしいです。参考
Alastor: ♪ Remember when I fixed that clog today? ♪
Niffty: I was stuck, thank you sir!
Charlie: Oh you!
アラスター: 今日、私が詰まりを直したのを覚えている?
ニフティ: 私詰まってたの、ありがとうございます!
チャーリー: ああ、あなたが!
Alastor: ♪ I'm truly honored that we've built such a bond.
Charlie: Awwww!
アラスター: このような絆を築けたことを本当に光栄に思うよ。
チャーリー: わぁ!
Alastor: ♪ You're like the child that I wish that I had. ♪
Lucifer: Uh, what?
アラスター: あなたは私がほしかった子どものようだ。
ルシファー: あー、なんだって?
✅"the child I wish that I had"が「私がほしかった子ども」という意味なので、「(持つことは叶わなかったが)あなたは私がほしかった子どものようだ」となります。
Alastor: ♪ I care for you just like a daughter I spawned. ♪
Lucifer: Hold on now!
アラスター: 自分が産んだ娘のように、あなたを慈しむよ。
ルシファー: ちょっと待て!
✅care for you: 「あなたを慈しむ」
✅"care for"には、愛情に基づいてとても大切に思うというニュアンスがあります。参考
Alastor: ♪ It's a little funny! You could almost call me... DAAAAAAAD! ♪
アラスター: ちょっと面白い!あなたが私のこと…パパと呼んでもおかしくはない!
✅アラスターの歌詞は、全体的に、チャーリーへの愛情が強く表現されています。すべては、ルシファーにアラスターを父親の立場から敵対視させることで、チャーリーの要求を通そうという思惑があってのことなのではないかと考えています。(チャーリーへの愛情は本当なのか…?演技なのか…?不明です…)
Alastor: ♪ They say when you're looking for assistance, ♪
♪ It's smart to pick the path with least resistance! ♪
アラスター: 助けを求めるときは、
もっとも楽な道を選ぶのが賢明らしい!
Lucifer: Others say that in your needy hour.
♪ There's no substitute for pure angelic power! ♪
♪ , Who just happens to also be your blood! ♪
ルシファー: 助けが必要なときには
純粋な天使の力に代わるものはないとも言われてる!偶然にもお前と血のつながりもある!
✅needy hour: 「助けが必要なとき」
Alastor: ♪ Sadly there are times a birth parent is a dud. ♪
♪ They say the family you choose is better! ♪
アラスター: 残念なことに、生みの親が役立たずということもある。
自分で選んだ家庭の方がいいらしいよ!
✅dud: 「役立たず」
Lucifer: ♪ What a bunch of losers! ♪
ルシファー: なんという負け犬の集まり!
Alastor: ♪ Can you butt out of my song? ♪
Lucifer: ♪ Your song?!? I started it! ♪
Alastor: ♪ I'm singing it! I'll finish it! ♪
Lucifer: ♪ Oh you tacky piece of—! ♪
アラスター: 私の歌に口を挟まないでくれる?
ルシファー: お前の歌?!?私が始めたんだ!
アラスター: 私が歌ってるんだ!私が終わらせる!
ルシファー: ああ、なんてダサいやつ…!
✅"a piece of work"で「嫌なやつ」という意味ですが、「ダサい」という意味の"tacky"が付け加えられています。
Mimzy: ♪ It's me! Yes it's me! ♪
♪ I know you were all waiting for me! ♪
♪ I'm here! What a gas! ♪
♪ Took a while but I'm present at last! ♪
♪ It's me! It's me! ♪
♪ Mimzy! ♪
ミムジー: 私よ!そう、私よ!
みんなが私を待っていたこと知ってる!
ここよ!なんて面白いの!
時間がかかったけど、ついに来たわ!
私よ!私よ!
ミムジーよ!
✅gas: 「面白い」