「うつ」ってうつルンです　第１０夜

2018年3月16日　　こんばんは！

明日からお仕事では、イベントが始まるので。出勤を促されているが、ちと「うつ」っぽくなってきたので、明日は大人しく寝て過ご過ごすことにした…

先日お会いしたお客様について…

その方は、遠方からおいでになり「風俗」というものが初めてだということだった。

奥様とは、十数年行為も無く寂しく過ごされたわけだが、今回友人と飲み会に参加するにあたり、空いた時間を勇気を振り絞り、当店に予約をされたのであった。

利用が初めてのお客様というのは、結構緊張する…

他のお店を利用された方もいれば、今回のように遊び自体がまったく初めてという方もいる。どちらにしろ、最初についた女性がお店のイメージを決めてしまうので、責任感が半端ない。

初対面から、柔らかな感じのする方だった。私より年配のおじさま（失礼）だったが、ジムに通っているというだけあって、体も引き締まって、いわゆる紳士だった。

ホテルに入って、いきさつなど何気ない話をして、とりあえずお風呂にはいった…いたくおっぱいに感動され

「あぁ、何時以来だろう。こんなに女性にふれるのは…」

と、やさしく身体を触れる以外それ以上の事は何もしてこなかった…

お風呂からあがってベットにいってからもそうだった。おっぱいを触って、ギュッと抱きしめる以外は何もしない。

「この感覚が久しぶりで嬉しいんだ、ありがとう！」と何度もお礼を言われた。言われすぎて恐縮するほどにである。

奥様との関係は順調で、別に仲違いしてるというよりも仲が良いように話からは伺えた。だけど、４０代後半から手も握らせてくれない、当然全然スキンシップが無いというのである…

熟年になって、行為が無くなったとはよく聞く話だが…最低限のスキンシップもたまにはしてあげないと、何だか気の毒になってくる…

実際この紳士も、肌を合わせただけで時間が終わってしまった。何度も何度もお礼を言われた。

私たちは、マニュアルも講習も無いけれど、基本的には最終的に射精させて任務を終える。これで役割を果たせたと、こちらも満足するのである。

これが、何もしなくて高いお金を払ってくれたと思うと、すごく心苦しいのである…身体を満足させるか、心を満足させるか、お客様によって価値観は違うとは思うが…

実際、ドライブや食事だけで満足される方もたまにはいる。（中には部屋に直で呼ばれて、開けた瞬間真っ裸という「ツワモノ」もたまにいるが…笑）買っていただいた時間を好きに使ってもらい、その時間は楽しく過ごしてもらえれば、私は満足なのである。

でもその紳士は少し違った…満足してもらったとは思っているが、何故か切なかったのである…

愛する奥様がいて、それなのに肌の触れ合いがない…それをお金を払って、ほかに求める…何かが切ないのである。

「また、呼ぶから！親切にしてくれてありがとう！！」と言われて別れた。似たようなお客様もたまにはいるが、この紳士は本当に切なかったのである。こんな時間でよければ又お会いしたい。そして少しでも心が満足していただければこんなに嬉しいことはない…

今までで一番印象に残ったお客様★

なんかしんみりとなってしまったので、少し楽しい話を…

この業界も長いよう短いような熟年デビューであったが、一人インパクトが強すぎて忘れられないお客様がいる…

その方は、部屋に入ると一人掛けの普通の椅子に。服を着たままの私を座らせ、その膝の上にお尻を載せた格好で座った。とおもむろに自分だけ服を脱ぎ…

「後ろから手を回して両方の乳首を触ってくれ」との要望。

言われるがまま、決して両手を乳首から離すなと言われた通り、くちゅくちゅしていると…本人は自分のモノをさわってものの数分で射ってしまったのである。その間１０分ほど…

終わると服を着て「もう帰っていいよ」えっ？これでいいの？あまりにあっけけない時間に「いつもこんな感じなんですか？」と聞いたら（もしかしたら、私が気に入らなかったのかなっと思って聞いた）すると、帰ってきた答えが…

「だって、俺の手３本ないもん」ですって！

３か所を同時に攻めたいが、一人では１か所足りない…だからデリ嬢を呼ぶのだと…なんて贅沢なんだろう！あまりの単純と申し訳なささと共に、贅沢な時間の使い方に感心してしまった。

時間よりあまり早く出ると、お店が心配するので、適当に時間をつぶして、帰るコールをした。

こんなお客様には、未だにまだお会いできていない、尊敬すべき唯一の方であるｗ