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ボードゲーム「激闘!レスバお嬢様」で遊びましたわよ!

※本記事で使用する画像は半鶴サイ様より借り受けたものとなっています

カードゲームサークル「紅葉くれーぷ」様の作品である「激闘!レスバお嬢様」を遊ばせてもらいました!

 紅葉くれーぷのメンバーである半鶴サイさんと私が中心になって行っている「北海道ボドゲ博を勝手に応援する企画」の一環として、公共施設の会議室を借りて遊びました!なお「北海道ボドゲ博6.0」で「激闘!レスバお嬢様」は少量ながら頒布予定とのことです…!
 当日は紅葉くれーぷ様以外に遊んだボードゲームもありまして、6月中をめどに動画として公開できればと思っています!


「激闘!レスバお嬢様」とは

 いわゆるトリックテイキング系(カードの数字で競う小さな勝負を何度も繰り返し得点を重ねていく)ゲームとなります。
 「クソわよ!」などのお嬢様言葉?で書かれた煽り文句が書かれたカードを話題(色)に合わせて出しその大小を競うという「レスバ」を繰り返しプライド(勝利点)を競い合います

声を出して読みたい日本語です
いい笑顔です
これも読み上げたいです
最高です。額装したいです。


 今作の特色として

  • 手札を補充するにはプライドをコストとして『見栄を張る』必要がある

  • 強力な効果のある『奥の手カード』の存在

  • カードは重ねて使って数字を足すことができ3枚以上重ねるとプライドがボーナスとして手に入る

  • あえて手札を渡すことでプライドを手に入れる『ノブレス・オブリージュ』

  • レスバが終わった後に行う1vs1の『決闘』

などトリックテイキングの持つ「運」と手札の読み合いなどの「戦略」のバランスに加えて様々な要素がゲームをお嬢様と共に彩ってくれます

面白さ


一言でいうと、

間口は広く、奥は深い

作品だと思っています。

 遊んでいて思っていたのは「当初のイメージより考えることが多い…!でもそれが楽しい……!!」ということです。
 トリックテイキング自体は数字を比べ合うというシンプルなルールなのですが、そこに前述の独自性が加わると

「これ、ここで見栄を張って一枚引いたら同じ色三枚揃うかもな」
「むしろもうレスバで勝つのは諦めて決闘に備えるべきでは」
「ここ奥の手使ったら8割勝てるけどもし負けたら大損だよなぁ。相手にも奥の手あったら逆転する方法あるしなぁ」

などルールを理解するごとに考えることが無数に出てきます。同時に、それを全て把握していない序盤にお嬢様言葉を言い合いながら数字を出すだけでも十分に楽しめたとも言えます。
 
また、レスバにおいてカードの複数出しができたり奥の手カードにハンデス(手札を捨てさせる)要素のあるものがあったりして手札枚数に差がつくことが多く

「あれ?次の人2枚しかないってことはこれだけ出せば絶対勝てるのでは?」
「ここ、3枚出せばプライドのボーナスもらいながら勝てるけど他の人も手札結構あるから決闘に備えて一旦控えよう」

など、状況に応じた作戦に幅が出てが広がります。そしてそれがハマったりハマらなかったりするのがとても面白いです。
 さらに奥の手カードがとても強力であること、勝利点を消費する機会が多い、カードを3枚同時だしすることでプライドを得られることなどから非常にゲームの状況が変動しやすく、それも楽しいです。相手の妨害がしやすいので誰かが独走したり、誰かが蚊帳の外になることも起きづらいようになっていると感じました。
 もちろんゲーム全体がお嬢様的な?言葉に彩られているのもとても魅力的で、もちろんお嬢様ロールプレイをするのも自由です。お嬢様言葉で暴言を言い合ったり、コネの強さを競い合ったりするのも面白いです。きっと皆様のセリフから皆様の「お嬢様観」が透けて見えたりするのではないでしょうか?そして描かれているお嬢様のイラストも魅力的です。プレイ時には実際にお嬢様を一人選んでプレイするのですが皆様はどのお嬢様がお好きでしょうか?あ、僕は一択です。

もちろん一番左のお嬢様です

 雰囲気はライトで、基本的なルールもシンプルなので軽く遊べるのですが、実は奥が深く考えることが多い作品です。私も遊んでみて「もっとこうできたかな?」とか「あの奥の手使ってみたかった…!」とかなっています。煽り合うお嬢様というインパクトも含めてゲムマ完売というのも納得のできでした。

ボドゲ博では新作も…!?

 どうやら、北海道ボドゲ博6.0では新作もあるようです!

 こちらは私もパッケージ見ただけですのでどうなるのか楽しみです!

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