ショートエッセイ:ゼネラリストの生きる道
私、かなり明確なゼネラリストなんですね。
あらゆるジャンル、それこそ日常生活でも学業でも仕事でもそうです。
みたいなことが多かったです。
それはVtuber活動でも同じだな、と感じています。
たとえば私はTRPG配信を定期的に行っていますが、ではTRPGVTuberを名乗れるかと言いますと有名シナリオは全然通っていないしそもそも卓の経験が言うほどはありません。ゲーム実況やレビューにおいても「ノベルゲームの人」という印象を抱いてくださる人も増えていますし、noteのレビューもありがたいことに人気ですが、私よりノベルゲームを実況していたりレビューされている方はごまんといます。
そもそも文化系物書きVtuberを名乗っていますがめちゃくちゃ文化に精通しているわけでもないですし、いっぱい文章を書いているわけでもないです。正直他の方と会話していると自分の教養のなさや文化的素養の薄さを思い知ることばかりです。
また、現在「北海道ボドゲ博勝手に応援企画」を行っていますが決してボードゲームには詳しくないので企画をやっている間にも勉強を続けている状態です…。
総じて
「色々なことをこなせるけど、どれかに特化はしていない」
というのが私の特徴です。いわゆる「広く浅い」「器用貧乏」というやつです。
やはりVtuber、というか何かを人前でする人間というのはスペシャリティをアピールするのが一つ有力なやり方だと思うので、そこに困っている面はあります。最近伸びるVtuber、とりわけ男性Vは何かに特化し、その専門性を生かされている人が多いと聞くので思うところはあります。
とはいえ今からスペシャリストになるのは現実的ではないし、私の資質にも合わないと思うので、自分なりの良さを呈示したいものです。
私の思うゼネラリスト、というか「広く浅い」の良さとしては
あたりがあるかなと思います。他にもあったら教えてくださいね!
総じて、よりインプットを増やし、アンテナを伸ばしたり、コラボトークをしたりして面白いものを提供できればと考えています。自分自身がクリエイターというよりキュレイタ―的な面を出すということなのでしょうか。
…まあ、これって結局自分のもともとのコンセプトだったりはするので、おそらく自分のやっていることはそんなに間違いはないと信じたいです。
たとえば前述で私よりノベルゲームを実況している人もレビューを書いている人もいると言いましたが、実況とレビュー執筆を両方する人というのはあまりいないのではないかと思っています。そこのつながりをもっと表現できればいいのでしょう。
ただ「ジャンルを横断した発想や思考」というものはあまり出せていないのでそこは今後の課題となるかと思います。具体的にはなかなか言い難いですが、例えばゲームレビューを書く際に映画や文学など別ジャンルの知見を入れることを意識すると自分らしいレビューになるかもと思っています。批評や評論というものにも多少は触れていると思うのでそのあたりの手法も生かせればと思います。ただ批評や評論の手法を好まない人も少なくないのでそのあたりはたとえばスノビズムにならないようになど工夫も必要ですが…。