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Vtuberになって半年の実感②【続けることの難しさ】【VTuberとして物事を見る】

 ※この記事は前後編の後編となります。前編は下記からお読みください。

続けることの難しさ

 半年の間に、周囲にいるVtuberが同期・先達・私の後に始めた人を含め複数人が活動停止・活動終了されています
 それ自体はもちろん個人の選択ですし、個人の今後の幸せを祈ることしかできないのですが、その理由を聞いていると「自分にもないことじゃないよな…」と思わされます

・心身のコンディションの悪化
・プライベートが忙しくなった
・配信環境が確保できなくなった
・金銭的な理由
・モチベーションの低下

などなど、全て自分にありえないことではないからです。
 私も精神疾患持ちですし、体もそこまで強いということもありません。プライベートの変化だっていつ起きるかわかりません。来年あたりに引っ越す可能性がありますし、その時新しい家の隣人から騒音の抗議を受けないとは限りません。
 金銭的にも豊かではないので、たとえばゲーミングPCなんて壊れた場合簡単には買い替えられないでしょう。ところで余談ですが、私の使っているゲーミングPCはこれです。癖がなく使いやすいですが、最近GPUがこれ以上のものが欲しい瞬間も出てきました。あとメモリ増設はもう避けられないですね…。

 話は変わり今年の誕生日の話です。Vtuberとしてのこの一年の目標に「一年間続ける」ということを挙げました。そのことには、前述したような思いが念頭にあります。
 おそらくこれは自分が思うより簡単ではないのでしょう。目標を成し遂げるためには、今ある機材や自分の心身のケアがとにかく大切ですし、今後のことを考えた準備、トラブルが起きた時のサブプランも必要なのだろうと思います。PCが使えなくてもスマホで配信ができるとか、新しい家のことを考えて防音設備を揃えていくとか、そのような必要もあるかなと思っています。たとえばスマホでのツイキャスはもともと慣れているし、今はツイキャスのメタバースもあるしそこに私も登録しているのでそちらを使う練習をしておくという手もあるかもしれません。
 また、季節の変わり目と言うこともあってか最近私の周りでも健康上や活動上の問題からメンタルやフィジカルに苦しんでいる様に見える方も増えていますかくいう私も最近少し自分のコンディションが落ちているのを感じるので、休める時には休むということを改めて大切にしていこうと思っています。

休む時には休みます…

 私は決していい感じで伸びているVtuberとは言えないでしょうが、それでも続けるということ、それ自体が力になりうると思っています。 

Vtuberとして物事を見るように

 前編の「Vtuberであることが日常になった」ことに近いのですが、ある出来事が起きた時、それをVtuberとしての立場から見たり考えるようになってきたのを感じます。
 わかりやすい例として、Vtuberを巡る議論やトラブルというのは毎日のように起きています。おそらく今皆様が思いついた大きな事件があると思いますが、それについて具体的な話はしません。ただこんな感じで言及はさせていただきました。

 もしVtuberになる前にこの事件が起きていたら、きっと私はもっとドライに物事を見ていたと思います。それこそ「Vtuberという世界に何らかの問題があるのでは」ぐらいのことを思ったでしょう。
 ただ、今の私は正直「これだからVtuberは」みたいな意見を見ると「いや、すごく多様性がある世界だし、もっとみんな真面目にやってるよ!」と言いたくなる気持ちが強くわきます。
 また、去年からずっと続いているあるVtuberさんを巡る議論もいざ自分がVtuberになると全然見え方が変わってきました。やはり当事者と言うか、インサイダーになることで見えてくる世界があるという、当たり前のことを感じています。

終わりに

 この半年を一言でまとめると

「半年かけてすっかりVtuberになった」

ということなのでしょう。ある意味、やっと私のVtuberとしての生活が始まったということなのかもしれません。
 余談ですが、二年前ぐらいの私に「お前二年後にVtuberになるよ」って言ったら多分鼻で笑っただろうと思います。おそらく私はVtuberになるような人間ではなかったと思います。10年程私を知っている人も、以下の動画のように驚いていました。

 これからの半年、一年でまた自分の想像もつかない変化が起きるかもしれません。でも、今の自分はその変化もVtuberとしての変化であってほしいなと、そう素直に思っています。

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