ロックマンエグゼAXESS 好きなシーン1
観ました。スッと頭の中に入って出ていき、後には何も残さない。爽やかな春にぴったりの清涼感あるアニメでした。
前作同様、話の都合で急に敵の強さが変動するところは話が割とシリアスなだけに余計に引っ掛かっちゃいますね。
第31話「遊星からの物体J」
金持ち(やいと)の超兵器によって話を自在に作っていた前作から一転、AXESSは女教師と生徒が各地の温泉宿に泊まりまくるという、とんでもなくインモラルな香りがする部活動によって話を作る回が目立ちます。
今回はナチュラル金持ちなので町内にある銭湯の存在を見落としていたという嫌味な導入によって始まります。
誰もいない銭湯のマッサージチェアに座る一行ですが、3分後にはやいと所有のシャトルに乗って大気圏外へ向かうことになるのでした。
後はまあ宇宙でなんやかんやするだけなので別に面白いところはなく、強いて言えばジャンクマンがかわいいだけの回でした。
この序盤のスピード感だけで面白いエピソード上位に食い込めてしまうのがAXESSの弱さですね。
第47話「宇宙からのメッセージ」
第46話にて、リーガルのアジトが人工衛星である事を突き止めた炎山。
当然のように前述した町の銭湯に集まる熱斗やメイル達。もちろんシャトルモクです。そんで宇宙に行って取り忘れていたジャンクソウルを雑に回収、別に戦闘には使わずデブリを動かすのに使っちゃいます。雑だなあ。
AXESSって急に湧いてきた変身ヒーロー要素とゲーム販促面のソウルユニゾン要素でなんかゴチャゴチャしてんだよね。最終回で思い出したかのように両方使い出すけど。
リーガルの衛星は当然のように罠でした。衛星は爆発、地球に落下します。ちょっと逆シャアがチラつき始めます。
ここでジャンクマンが熱斗たちの危機を察知して動き始めます。逆シャアオマージュで衛星の軌道を変えるかと思いきやデブリで衛星を覆って無理やり大気圏突入させるという力業。見事にスカされました
問題はこの後、着水シーンです。
一応ジャンクマンがスピードを抑えるような描写があったとは言えあまりにもゴキゲンな水飛沫で笑っちゃいました。
あと座ってた椅子ごと生身で宇宙空間に飛び去っていくリーガルや、乗ってきたシャトルが爆風によって物凄い勢いで回転しながらギャグフェードアウトしていくシーンも面白かったです。
18話 「シャーロから来た男」
アバン、踏切内でエンジンがイカれたトラックが立往生しておりどんちゃん騒ぎが起こっています。小渋滞の後方でトラックを見ながらライカ登場。何故か車の上に立って。もうお分かりですね、相当なバカです。
タイトル終わり。まだ車に乗ってます。と思ったら急に車を八艘飛びしてトラックに向かって行って…道に降りて遮断機にプラグインします。何がやりたいんだコラ。
この後、オニオンリングと日本のネットセイバーは中身がないというシャーロの鉄板ジョークで場を暖めて前説終了。ビデオマンが暴れ出すところもまあまあ面白いんですが趣旨ズレなので割愛。
ここから本題、この回の主軸は戦いは頭脳だと主張するライカと熱血バカの熱斗の対立なんですね。2人が異なるアプローチで事件解決に向かうというありがちな話が始まります。
というわけで早速二手に分かれて5秒、建物に入るため、ガラス張りの閉じたドアをライカが開こうとします。力で。
当然開かないのでサーチマンにロック解除をお願いします。賢い。
対する熱斗、見るからに頑丈そうな扉をどこから持ってきたのかハンマーで粉砕します。お前らせめて逆の方から入れよ。
この後、CFした熱斗とビデオマンのSMビデオ撮影が行われたりしてる間に屋上に到達したライカがディメンショナルコンバーター(なんかネットナビが実体化できる装置)を破壊して終わります。
そう言えばライカって13歳にしてシャーロ軍に入ってるという今のご時世ガッツリアウトなキャラなんですね。
圧倒的にフィジカルに優れた軍人が小学生に対し知恵が足りないと説教するとんでもないクソ回でした。