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和紙でできた服を愛用
ずっと愛用しているものに、和紙でできた服がある。
宝島染工さんが作られているもので、和紙100%の糸を編んだ、ざっくりとしたニット。シャリっとした質感に乾きの早さが魅力。冷房の効いた場所では暖かく、気温の高い場所ではサラリとしている。私は泥藍染のものを愛用。
古より夏の防暑着だった紙布。
紙布とは、紙を細く切り撚った紙糸で機織した布で、経緯ともに紙糸を用いたものを諸紙布、経に絹・綿・麻糸を用いたものを絹紙布・綿紙布・麻紙布という。
京都のギャラリー啓さんには古の布が並ぶ。紙布はお店にあったかな。どうかな。店主の啓さんによると、外国の方が古布を購入しストールのように使われるそうだ。現代では考えられないような手間をかけて作られた布。その重厚感に圧倒される。木綿以前の科布などもあり、店主の啓さんに古布について深くおもしろいお話が伺える。また、様々な企画展も開催されている。
ずっと愛用中の和紙でできた服。長い付き合いになりそうだ。