【最強と最弱】今まで見た歴代デジモン主人公とパートナーデジモン最終形態の強さを勝手にランキングしてみた!【暫定版】
昨日の『デジモンアドベンチャー02』の02組が最弱ではないかという頓珍漢な説から、果たして歴代主人公のデジモンの強さランキングはどんなもんだろうと検索してみたのですが、思ったよりも納得のランキングが上がっていました。
「クロスウォーズ」のシャウトモンが一位に上がっており二位がブイモンという結果であり、これだけ歴代いろんな主人公とパートナーデジモンが出ていながら二位に食い込んでくるブイモンは割とマジでナチュラルボーン最強デジモンでしょう。
シャウトモンに関しては「クロスウォーズ」のレジェンド登場回以外は未見なので現段階ではわかりませんが、今まで私が見て来た漫画・アニメ・ゲームの中で主人公キャラ限定でパートナーデジモン最終形態と主人公の強さをランキングしてみます。
前提条件としていわゆる掲示板などに書かれている様な「最強議論」やカードゲームなどに書かれてある様な数値は一切無視し、純粋な描写と「最終的にどの強さになったか?」で判定します。
比較対象は以下の通りです。
『デジモンアドベンチャー』……八神太一&オメガモン
『デジモンアドベンチャー02』……本宮大輔&インペリアルドラモン
『デジモンアドベンチャーVテイマー01』……八神タイチ&アルフォースブイドラモン(ゼロマル)
『デジモンテイマーズ』……松田啓人&デュークモン
『デジモンフロンティア』……神原拓也&スサノオモン
『デジモンセイバーズ』……大門大&シャイングレイモン
『デジモンアドベンチャー:』……八神太一&オメガモンAlter-S
それではどうぞ。
1位、本宮大輔&インペリアルドラモンパラディンモード(『デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲』)
正直1位に関しては非常に迷ったので同率にさせていただきましたが、やはり私の中では「02」のインペリアルドラモンパラディンモードと「Vテイマー」のアルフォースブイドラモンフューチャーモードがタイで最強です。
尚且つ設定されている強さの格や描写を考えてもここはロイヤルナイツの始祖であるインペリアルドラモンパラディンモードが最強に相応しいだろうということでこのランクにさせていただきました。
正確には大輔個人の力というよりも大輔と賢、そしてオメガソードなどあの場にいた「みんなの力」で成り立つものですが、その「みんなの力」をきちんと集約させ勝率0%の戦いを100%にしてしまえる「奇跡」を起こせるのが本宮大輔という主人公の強みでしょう。
そもそも大輔自体は単独で魅力が引き立つというよりも、親友の賢だったりコラボしたVテイマーのタイチだったり、相棒となるエリートタイプとの対比で魅力が引き出される主人公なので、そこが歴代で見ても特殊です。
アーマゲモンをオメガソードの一撃でやっつけてしまうあの静けさが逆にパラディンモードが問答無用で最強と言われる所以であり、ゲームやカードなどでもこの最強の座はいまだに揺るぎない伝説となっています。
同率1位、八神タイチ&アルフォースブイドラモンフューチャーモード(『デジモンアドベンチャーVテイマー01』)
大輔とインペリアルドラモンパラディンモードを抜きにしての単独最強は間違いなくこのお方、『デジモンアドベンチャーVテイマー01』の八神タイチ&ゼロマル(アルフォースブイドラモンフューチャーモード)です。
こちらの場合は大輔とブイモンとは異なり、最後のデジメンタルを使ったフューチャーモード以外は自力で古代種デジモンが抱える「オーバーライト」と「進化の壁」を克服してアルフォースを覚醒するに至っています。
その上で単独でアルカディモン超究極体を撃破している上、最後はその力をも取り込んだデーモン超究極体をフューチャーモードの単独で撃破するという、大輔に匹敵するレベルの奇跡を起こしているのです。
大輔とブイモンが単独よりは「みんなの力」を「奇跡」という形で集約して最強まで上り詰めたテイマーならば、八神タイチとゼロマルは冗談抜きで単独で同じところにまで上り詰めたテイマーではないでしょうか。
やはりブイモン系列はエリート過ぎるというか、アーマー進化もできれば通常進化でも原種のエクスと亜種のブイドラがあり、どちらの進化を辿ってもロイヤルナイツの最強格まで行けるので、そりゃリナも含めて歴代で3人しかいないのも納得です。
3位、八神太一&オメガモンAlter-S(『デジモンアドベンチャー:』)
3位は『デジモンアドベンチャー:』で出てきた八神太一&オメガモンAlter-Sですが、こちらに関してはそもそも「コロン」の世界観自体が無印に比べてだいぶまともな世界観であることを抜きにしては語れません。
3話の時点でオメガモンを出してきたので「おいおい大丈夫かよ?」と思ったのですが、その後様々な分岐の進化を経て最終的にこの形態に太一とヤマトが自力で到達できたというのが大きいのではないでしょうか。
また、個人的にはこの形態に到達できた理由としてやはりVテイマーのタイチとゼロマルに出会えたことで自分の中の「勇気」を覚醒させるためのヒントを序盤の段階で貰えているというのも影響していると思います。
ブイモン系列の大輔だけだったらともかく、その大輔の次に影響を受けたのがコロン版の太一というのが大変興味深く、またAlter-Sがウィルス種というのも評価高しです。
賛否両論ありますが、少なくとも「ウォーゲーム」の頃の太一とオメガモンを「価値観の変遷」も含めて超えることができたという意味では「アドコロ」の存在意義は大きいと思います。
4位、松田啓人&デュークモンクリムゾンモード(『デジモンテイマーズ』)
トップ3に比べてやや後塵を拝する形にはなってしまったものの、こちらも見事にロイヤルナイツの一角を引き当てることに成功した『デジモンテイマーズ』の松田啓人&デュークモンクリムゾンモードがランクインしました。
理由としてはまず啓人のギルモン自体が啓人の夢の中から生まれたデジモンであるということ、そしてそのギルモンの声を当てているのがかの野沢雅子さんという大ベテランの声優なのが大きく影響しています。
流石はかの戦闘民族サイヤ人カカロットを演じた人だけあるし、さらにメギドラモンへの暗黒進化を経てからのマトリックスエボリューションで「獣」から「人」へ進化するというドラマが大好きです。
そして更にはグラニとの合体で出来上がるクリムゾンモードの美しさも素敵であり、流石にブイモン系列の大輔とタイチには及ばずとも、安定感が素晴らしく何より成長率という意味では最強候補の一角でありましょう。
テイマーズ自体がそもそもアニメシリーズの中で屈指の名作であり総合的な完成度が高いという事実に比例するかのように、主人公とそのデジモンもまた素晴らしい完成度を誇ると思います。
5位、八神太一&オメガモン(『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム』)
上位4位に抜かれてしまった悲しき初代主人公の太一とオメガモンはこのランクになりましたが、「ぼくらのウォーゲーム」に関していえばとても神々しい完成度と活躍だったのではないでしょうか。
そもそも3位のAlter-Sもそうですが、オメガモン自体はテントモンも言ってたように「ただの合体」であり決して太一とヤマトだけの専売特許というわけではございません。
さき姫さんが昨日の記事でもコメントされていたように、「Vテイマー」の藤本秀人然り「サイバースルゥース」の白峰ノキア然り単独でも合体させているテイマーは沢山います。
また、「tri.」でクソダサい天使の羽が生えた厨二病丸出しのマーシフルなどもあって、オメガモン自体が擦られすぎて安売りされてしまい初登場に比べてだいぶ株が下がりっぱなしです。
今やインペリアルドラモンやアルフォースブイドラモンに比べて安売りされてしまった感がありますが、そうなる前の「最強の一角」と囁かれていた頃の初代もなんとか威厳を保ちました。
6位、大門大&シャイングレイモンバーストモード(『デジモンセイバーズ』)
歴代最強の一角と謳われている大門大&シャイングレイモンバーストモードですが、ぶっちゃけ上位陣と比べても総合的にはそこまで大した存在には見えないのでランクはだいぶ下がりました。
確かにレベルを上げて物理で殴るコンセプトなどは悪くないしロイヤルナイツとも殴り合う姿は好きですが、何というか典型的な「パワーバカの力自慢」の領域を最後まで抜け出ないんですよね。
順当というか王道すぎる喧嘩番長キャラを地で行くような感じでしたが、彼らの場合は「スペックや活躍」というよりも「努力でそこまで上り詰めたこと」の方が凄いんじゃないかと思います。
少なくとも大輔とインペリアルドラモンの「奇跡」やタイチとゼロマルの「アルフォース」に比べて「どう考えても無理ゲー」と思われる要素をひっくり返して勝つという形の活躍ではありません。
だから表面上では最強に見えても、総合的な描写としての最強という点においては上記の人たちに比べて一歩劣ってしまうと思います、「クロスウォーズ」のレジェンド回でもそうでしたしね。
最下位、神原拓也&スサノオモン(『デジモンフロンティア』)
はい、いよいよ最下位になりますが、個人的にやはり歴代最弱は『デジモンフロンティア』に出てくる神原拓也&スサノオモンがここにランクインすることになりました。
他の「クロスウォーズ」「アプリモンスターズ」「ゴースト」などを見ていないので比較しにくいのですが、個人的には歴代最弱候補に挙がるのは間違いなく拓也でしょう。
「Vテイマー」でも「クロスウォーズ」のレジェンド回でもそうですが、拓也ってまともに強敵と渡り合って勝てた試しがほとんどありません。
その上でスサノオモンは確かにルーチェモン相手に戦い勝利を収めているのですが、そのルーチェモンやロイヤルナイツ自体がそこまで強そうに見えないのです。
おまけに客演補正がかかるわけでもなく、大輔やタイチのような確変を起こして「何この無理ゲー」をひっくり返す力がないと判断したので、おそらく歴代最弱の座は今後も揺らがないでしょう。
というわけで、独断と偏見が入りまくりのランキングではございましたが、やはり改めて思うのはブイモンテイマーは最強!ということですね。
「デコード」などもあわせるとまた変動はあると思いますが、少なくともこのランクを見れば大輔とタイチの二強は今後も揺らがないでしょう。