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転職を繰り返したとしても「その職場でなすべき課題」をきちんと終えていなければ無意味である!

Z世代では現在「転職を繰り返してスキルアップを図ることで出世する働き方」が主流となりつつあるらしく、これは実はそのままアメリカの若者の働き方・雇用のスタイルが10〜20年遅れで日本に伝わっている証拠だ。
何事もそうだが、特に敗戦以降の日本の歴史は全てアメリカが辿ってきた歴史の擬似的な追体験であり、映画産業にしても何にしても全てはアメリカ社会の猿真似のアレンジでここまで来たのである。
アメリカが大恐慌に陥ればその影響には日本にも響くし、だからこそこないだの大統領選は天下分け目の大一番であり、世界の命運が決まるという歴史的な瞬間だったのだ。

以前も書いたが、先月の下旬から世界の流れ、具体的には経済・政治・教育などあらゆるエネルギーの流れが顕在化する形で変化しており、それに気づけていない人や物を世界は洗い流して淘汰しようとしている
これまで自分が培ってきた方法や考えは間違いなくこれからの宇宙のエネルギーに合わなくなって生きにくくなり、転職も相当にそれを行う意味・タイミング・時期を考えなければ現実は悪化するのみだ。
「働きたくない」「楽に生きたい」とこの動画で解説されているように考えているZ世代・α世代の人たちはそのことに対する自覚も込みで考えて動いているだろうか?

これは私自身の経験も交えて思うことだが、転職はあくまでも「手段」に過ぎず、転職さえすれば人生がうまくいくなんて考えているようであれば、悪いことは言わないからやめておいた方がいい
なぜならば近年はどんどんAIが発達しており、かつては10年かかっていたことがたった3日で実現でき、そのAIも東大生レベルのIQを獲得するに至っており、かつての詰め込み式の学校教育はもう無価値だ
人間はこれから深み・思考力・心といった考え方=脳のOSという名の「幹」をしっかり育てていない人は確実に働き先や仕事がなくなっていき、単純労働作業は全て機械がやってくれる。
ファミレスのホールの仕事もロボットがやってるし、それこそ倉庫のピッキングのお仕事だって今では自動化が進みロボットができるようになっているほどだ。

動画で解説されている通り、確かにかつての日本の終身雇用制度は崩壊し、一生1つの会社や組織に所属する意味はもうあまりないが、私が思うに叱ってもらえないZ世代の転職理由のほとんどは「人間関係がめんどくさいから」ではないだろうか。
違ったら是非コメントで教えて欲しいのだが、動画を見る限りいわゆる新NISAや前澤のカブアンドなどのような世間に出回っている安易なメタバースに手を染める若者が多いのもよくよく考えると、ほとんどは自分の人生を真剣に考えた結果ではない
大学受験と同じで「この大学に行きたい」とか「勉強したいことがあるから」とかではなく、結局「周りがそうしているから」「流行っているから」という理由でハーメルンの笛吹きが如く流されている人ばかりであるように見受けられる。
そもそも新NISAや前澤のカブアンドのような明らかに詐欺紛いだとわかる(理由はここでは教えない、知りたかったら対価を払ってください)ような案件に手を出すようなところを見ると、転職の繰り返しも似たようなものだろう

結局のところ、学生の頃に友達作りや人間関係を頑張ってこなかった人は会社に入っても結局は「めんどくさいから関わりたくない」という後ろ向きな逃げ方をし、言われたくないし状況が悪くなったから転職という逃げを選択する。
しかし、こんなことを繰り返していては何も本質的な解決にはつながらず、闇は増大していくものであり、転職にも「レイヤーが上がる転職」と「無意味な転職」の2種類があり、実は日本の若者の転職は8〜9割後者なのだ。

なぜかというと、自分が今いる職場や職場の人間関係は自分の思考・言動・行動として具現化される潜在意識が引き寄せ作り上げたものだからであり、自らの選択でそうなっているのであって例外はない。
だから、前向きな転職を経験したいのであれば自分の言葉・行動・思考全てを変えてレベルアップし、その職場での学びを完了しなければ、たとえ転職しても結局は以前の職場と大差ないかそれ以下の職場が現れ続ける
考えてみれば当たり前の話で、RPGで考えればそのダンジョンで必要なイベントやボス戦をきっちりそのレベルに見合うべき目的・目標・戦略・戦術を立ててクリアできていないのに、次のステージに進めるわけがない。
人間関係がハードだというのであれば、そのハードになっている原因がどこにあるかを正確に思考し突き止めて向き合い、それをクリアすることで自分の思考をアップコンバートして課題を「完了」させる必要がある。

よく言われるのは「転職理由のほとんどは仕事の内容ではなく人間関係である」だが、自らが放つエネルギーの周波数がきちんと上がって周囲も驚くほどのものにならないと前向きな転職はできないのだ。
だから、9月21日以降私や私の今の職場では仕事に取り組む上で恐れ・迷い・不安といった負の感情から逃げるような人はまずいないし、実際私も全く職場の人間関係を恐れてなどいない
少なくとも他責思考や被害者意識によって課題と向き合うことから逃げ続け、完了すらしていないのに後ろ向きの転職をするのは間違いなくダサいので絶対にしてはいけないことである
まさに某アニメの主人公のセリフではないが、転職は「逃げちゃダメ」なのだ。

先日、「自らの価値を経済的な落とし所に見出すのはやめろ」と社会で働いたこともないクソガキが私に意見してきた。

なるほど、その価値観は否定しないが、親の脛齧りで大学まで出させてもらっておいて「働きたくない」と口にして逃げ続け、及び腰で頑張る人間を茶化してdisる奴が何を言うか?
社会人や親になる可能性のある大人が大した目的も目標も使命も美学も、ましてやそれを形にするだけのお金もなく目の前の困難から逃げ続けるダサい奴が次世代の子供に何を教えられるのだろうか?
むしろゆとり世代やZ世代が散々に社会から詰られ笑われているのは、他ならぬその世代を育て上げた親御さんの怠慢ゆえにそうなっていることにそろそろ気付け。
「やるべきこと」ではなく「やりたいこと」という名のエゴで物事を決め付けて楽な方に逃げ続け、仕事が終わって家に帰ったら食卓では「しんどい」「疲れた」と愚痴や文句を言う毎日。

それで「お金がない」「時間がない」「旦那さん(奥さん)は最低だ」と言い続けてないものねだりを繰り返して自分の波動を下げ続ける毎日、これがほとんどの今を生きる大人の実情ではないか。
お金が欲しい、時間が欲しいと言うのであれば、それを他人任せにするのではなく自分の足で立ってさっさと行動すればいいだけの話じゃないか、文句や愚痴は墓場で好きなだけ言えばいい。
いつまで働くのか?その職場で何を得て、どこを目標・目的としているのか?以前も述べたように目的→目標→戦略→戦術で考え、1つ1つにしかるべき根拠・理由を与えていくこと。
何度も言っているが、究極の二極化という名のサバイバルゲームは始まっている、今地球は間違いなく我々人類を「生き残れるやつ」と「淘汰されるやつ」に篩(ふるい)をかけている。

例えると、「ONE PIECE」ではグランドラインの途中でゴーイングメリー号からサウザンドサニー号へと乗り換えたが、それが可能となったのは麦わらの一味が目の前の課題・試練を1つ1つ逃げずに向き合って勝ち取ってきたからだ。
その中には下手すれば命を落とすレベルの命懸けの痛みも数えきれないほどあったわけで、自らが常に成長(growth)と進化(evolution)を意識して厳しい道を選んでいかなければ、同じことを繰り返すだけになる。
こんなこと、今では親や先生はおろか会社の上司ですらも教えてくれないし言ってくれないだろうが、自分の人生設計は他の誰でもない自らの手でしっかりと行い実現しなければならない
そしてそれが年齢を重ねれば重ねるほど選択肢も可能性も狭まっていき、1つの選択ミスが命取りになることだって珍しくないのであり、若い頃に杜撰に生きていると30代以降にしっぺ返しとなって我が身を襲う

英語には「ネズミは沈む船を見捨てる」という諺があるが、最初の就職活動でその会社・企業が本当に将来性があるか、何年もせずに沈む泥舟ではないかは事前にきちんとリサーチしておく必要がある。
その見極めが甘いと、最初の就職の段階でいきなり詰んでしまうということもあり得るのだから、Z世代のみならずα世代も含めて今の若者たちは転職やキャリアアップは真剣に考えておいた方がいい
やるもやらないもその人の自由だが、少なくとも目の前の課題から逃げ続けていると旧テレビ版の碇シンジ君やキラ・ヤマトみたいな悲惨な末路を辿ることになることだけは火を見るより明らかだ。
まあ俺はそうなりたくないからこそ今の職場でも目的・目標をきちんと決めてやっているわけだが、皆さんはその辺り真剣に考えて動いていますか?

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