Webライティングにおいて大事なのは「遠回り」と「失敗」をどれだけできるか?答えを「見つける」のではなく「作る」感覚で書こう!実例も交えながら解説
Webライティングを始めて、noteの活動も含めてかれこれ12年になりますが、どうもここ数年「令和」と呼ばれる時代に入ってから1つの傾向がネット社会を覆っているように思われます。
それは何かというと「答えを最短ルートで欲しがる」ことであり、これは決して世代関係なく世の中全体が混沌とした中で人々の潜在意識にある不安が具現化しているようです。
音楽でもイントロなしでいきなりAメロから始まるものが流行ったりYouTubeやTikTokのショート動画だったり、あるいは動画の倍速視聴に代表される「タイパ」「コスパ」だったりに現れています。
もちろんその全てが間違いだとは言いませんが、私が今回主張するのは敢えてその逆の「遠回り」と「失敗」の重要性であり、本当に大事なことは世の流行の逆や裏に潜んでいるものです。
よく、私自身も読者の方々から「どうやったらヒュウガさんのようなライターになれますか?」「ヒュウガさんみたいになりたいです」と聞かれますが、私はそんな読者に安易に答えを言いません。
何故ならば、その奥底に最短ルートで遠回りせず楽して上達しようという狡さが垣間見えるからであり、もちろんそれがいい方向に出る場合もありますが、最初からそれを求めてはならないものです。
そこで今回は「遠回り」と「失敗」をテーマに、「今の時代だからこそ「遠回り」と「失敗」が大事」「答えは「探す」ものではなく「作る」もの」「どのようにして答えを作ればいいのか?」を解説します。
今の時代だからこそ「遠回り」と「失敗」が大事
冒頭でもお伝えしましたが、何でもかんでもインスタントに最速で答えが求められる今の時代においてこそ、私は「遠回り」と「失敗」が大事だと思っているわけです。
しかし、日本人というのはとかく失敗することやはみ出すこと、遠回りすることといった「無駄」とされるものに対して抵抗感を示しがちではないでしょうか。
ここでは私の経験も踏まえながら、なぜ今の時代にこそ「遠回り」と「失敗」が大事なのかをお伝えします。
「遠回り」と「失敗」こそが文章に深みと面白みをもたらす
私がWebライティングをやってきてはや12年が経ちますが、振り返ってみると「遠回り」と「失敗」こそが文章に深みと面白みをもたらしてくれたと思っています。
超頑固で他人の意見に全く同調しない性格ですから、そりゃあもう人間関係における摩擦・衝突は絶えないし、ましてやそれが自分の好きで得意なことであるライティングとなれば尚更です。
もちろん、だからといって無理矢理喧嘩しろというわけではありません、私自身は喧嘩が嫌いですし平和に行けるものなら平和であるのが一番であることも心得ています。
それでも自分が文章を書く上で譲れない信念・こだわりといったところで摩擦が起きて、それで失敗したことや傷ついたこと、時に自己嫌悪に陥ったことも沢山ありました。
ここから先は
¥ 300
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?