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Apple Vision Proの衝撃を体験!これでもはや映画館に行く必要も海外に行く必要もなしか?
本日、アップル心斎橋店にてApple Vision Proの30分デモ体験をしてきた、私のお世話になっているメンターから「是非経験してほしい」とお勧めされたのである。
たまにはこうして外の刺激にも触れて体験を増やしていかないと感覚が錆びつくし、こういう最新かつ将来性のあるものを経験することもまた立派な自己投資だ。
きちんと事前に予約は取っていたし、トップYouTuber・HIKAKINもお勧めしていたのもあって行ってみたいとは思っていたが、まさかその機会が来るとは。
感想だけを述べるならそれはもう「凄い!」の一言に尽きるのだが、それだけで終わってしまうと小学生の感想と変わらないので、私なりに忖度のないレビューをしてみよう。
まず全体的に述べると、操作性はさすがアップルという感じで、必要最小限の操作で最大限のコスパをきっちり出すとこが凄いし、何より店員さんの接客のクオリティーが非常に高い。
説明が分かりやすいだけではなく、きちんとお客様に寄り添った温かく優しい丁寧な対応だったし、説明にも無駄がなく「一流の仕事」とはまさにこういうことを言うのだと思う。
少なくとも近所のコンビニで雑な応対している無愛想な店員に爪の垢を煎じて飲ませたい、そのくらい充実した30分だったし、私も改めて一流の仕事をせねばと気持ちが引き締まった。
そもそもアップルの専門店に入ること自体も初めてだったし、いわゆるVirtual Reality(仮想現実)を体験するのも初めてだったから、二重の意味で新鮮である。
まず良かった点としては、写真や動画の世界を臨場感を持って体験できるのが良かったし、尚且つ現実との区別もきちんとできるようになっているのも良かった。
そして何より最大にいいのが何といっても「映画」であり、マリオとサブマージのデモを体験させてもらったのだが、本当にその世界に入っている気分になれる。
以前から映画は「画面の運動」であるということを言い続けてきたのだが、今回自分がカメラの視点になることで、いかにカメラマンが凄いのかが身に染みた。
映画の映画たる所以とはまさに「画面が動く」ことにあるのであって、それをスムーズなテンポと的確なカメラワークによって運ぶ術を体得しているところにある。
もちろん3DというかVR自体は決して昨今に始まったことではなく100年近くも前から研究されてきた技術なのだが、それが改めて94%の一般市民でも扱えるレベルになったのだなと。
海外に行くのにはさすがに海外の写真が必要だしそこの文化や空気感はそこに行かないと得られない体験があるから難しいが、映画はもうぶっちゃけ映画館に見に行く必要がない。
映画館の巨大スクリーンとあの客席は確かに観客の視線を画面に強制的に釘付けにして世界観に入り込ませる凄みがあったが、それをもはやAppleが完全に超えてきた。
流石はPCにしろタブレットにしろiPhoneにしろ、アップル製品は本当に無駄がなくて使いやすく、一度この便利さに慣れてしまうともうWindowsとかAndroidとかじゃ物足りない(笑)
一方でデメリット(?)として、まずゴーグルが結構重たく、気をつけないと怪我してしまいかねないし、何よりも座って体験するために動きが制限されてしまっているのが何とも言い難い。
次に手の操作にまだ慣れていないので、もう少し慣れるまでが大変だと思えたし、やっぱりアップル製品の感覚に慣れていないと難しいのではないかと思える。
アップル製品と他の製品の違いは何かというとアップルは直感的であるが故に思考の抽象性に優れている人や空間把握能力などのセンスが高い人じゃないと扱えないことだ。
ここが大きな違いであり、例えばAndroidやWindowsなど他のメーカーの製品は説明書が具体的にあるために、そんなに賢くない具体レイヤーの人たちにはお誂え向きである。
そういう意味では割とこのApple Vision Proも人を選ぶ製品ではあるが、この良さと価値、何より構造を見抜いた上で本商品を選べる人はセンスがいい。
なんだかんだトータルバランスはとても良かったし、何よりアップル製品は決して目先の短期的利益ではなく長期的利益を見越して俯瞰での製品づくりを心がけている。
創業者のスティーブ・ジョブズの考えをきちんと後継者のスタッフたちが理解して継承している証であるし、それが1つ1つのサービスや製品の良さとしても表れているのだ。
実はここに自己投資のセンスがあって、自己投資というと皆さんはいわゆる株式投資や不動産投資のような資産運用のことだと思われがちだが、本来はもっと卑近な話である。
私たちが日常の中で使う家電製品からしてまずどんなものを使っているのか?で既にその人のセンスが問われていることを忘れてはならない。
携帯で言えばiPhoneかGoogle Pixel以外を選ぶやつは自己投資のセンスがないし、PCでいえばMac・Lenovo ThinkPad・Del・Hp inc.以外を使っている人はセンスがないだろう。
別に好きな製品を各自それぞれに使えばいいという話ではあるが、やはり一流の思考・センスを持っている人とそうでない人ではまずこの使用製品選びの時点で差が出ている。
私も大学時代の一時期は富士通を使っていたが、それからはDel→macだし、スマホも最初はGoogle Pixelだったが今はiPhoneにして同期させているのだ。
携帯もかつては大手三大キャリア(docomo・au・SoftBank)が主流だったが、今では格安SIMを使った方がいいし店頭ではなくオンライン受付が主流となっている。
こんな風に製品選びも段々と時代の変化に伴う変化が起きており、もはや「安かろう悪かろう」の時代ではなくなっているため、製品選びにその人の個性や人間力が問われるだろう。
SNSにその人の個性が出るのと同じように、これからは「どんな製品を選びどんな使い方をしているか?」にもその人らしさが出て評価される時代になる。
まあ別に各自の人生だし、どんな生き方をして何を選んで、その結果どうなろうがその人次第だから私は別にああしろこうしろと強制はしないけど。
少なくとも私は人様の気に入らないことを延々と叩き続けているどっかの有象無象のバカとは違ってきちんとやることはやって結果も出してるんでね。
自分が本当に行くべき方向に行ってると、周囲の雑音やらが全く気にならないくらいに充実した日々を送ることができているので、批判したきゃ勝手にどうぞ。
少なくとも感情論で知った風な口を聞いて偉そうに人様に是正を求めるアタオカの言うことなど聞く必要はない、そういう奴らはどうせ自分の意見なんて持ってないんだから。
今回は本当に貴重な経験をさせていただいたし、本当にAppleユーザーで良かったと心の底から思う。
まあこれ買って仕舞えば、海外はともかく映画館に行く必要がないことは確かである。
映画ファンである私もこれは流石にもう映画館という旧態依然の舞台装置ではVRの凄さに勝負できないことは疑いようのない事実だと認めざるを得ない。
是非ともApple Vision使って「2001年宇宙の旅」を見てみたい、きっと凄い迫力なんだろうなあ。