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海は死にますか

さて、誰にでも訪れる「死」ですが、
皆様は、小さいときや本で読んだり聞いたことはありませんか?

『お天道様が見ているよ』

似ている言葉では、
『嘘をつくと閻魔大王に舌を抜かれる』があると思います。

閻魔大王がいちいち尋ねたりはしませんが、
ヒトは死ぬと、その人が生きていたときのことが全て宇宙に(神に)見抜かれます。

心の奥にしまっておいた悪いことも、

誰にも言わずにひとりでモクモクとゴミを拾ったことも、良いことも悪いことも全てです。

それによって、生まれ変わるところが変わるのです。

獣のようなニンゲンだったら、それに相応しい場所に。

健気に頑張れたひとには、その上のステージに。

何度も書きますが魂は永遠です。
はっきり書けるのは、わたし自身が何度も生まれ変わったことを記憶しているからです。

最近、地球からの叫び声がすごいです。

「ニンゲンなど」という言葉から始まるですから、怒りに満ちています。

「防人の詩」という歌をご存知でしょうか。

サビのところで、

『海は死にますか、山は死にますか、
春は死にますか、秋は死にますか、
愛は死にますか、心は死にますか、
わたしの大切な故郷もみんな逝ってしまいますか』


と、さだまさしさんが歌い上げます。

これ、全部無くしているのですよ、現在は。

この歌を作っていた当時はまだ、海も山も春も秋も残っていましたが、

ニンゲンが全てを消してしまったのです。

一部のハイブランドでは、未だに毛皮を作っています。

もし、あなたが自分の生皮を剥がれるためだけに生を受けたと知った絶望や怒りはどうでしょうか。

振り返り考えるときが来ているのかもしれません。