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いつも『尋ねられる』私が困った出来事

最近の山手線は、いったい何処の国の電車なのかと戸惑うばかりです。
いろいろな民族の集合体のようです。


まあ、慣れましたけどね。

で、問題が1つ。


私、いつも『何かを尋ねられる』んです。
ボーッとして見えるのかもしれませんが、
尋ねられない日をカウントした方が早いくらいです。



ですので、


慣れています( ̄▽ ̄;)


道を聞かれるのか、時間を尋ねられるのかはわかりませんが。


先日、イスラム圏の女性二人組に声をかけられました。

とても困っている様子に見えました。

私の拙い英語で尋ねてみましたが、

『テレフォン……』くらいしか彼女達が知っている英語がないらしく、

私も出来る限りの、無い頭を振り絞って聞いてみました。

公衆電話を探しているのか、
はたまた、女性達のスマホのトラブルなのか?
私のスマホを使っていいですよ、と
スマホを渡しても固辞しています。


すると、lineの画面を私に見せてきました。


アラビア語……( ;∀;)滝汗……


本当にわかりません、ごめんなさい。


でもでもこの辺は学生が多いから、
もしかしたらアラビア語もわかる生徒さんもいるかもしれない。


そうしているうちに電車が来てしまいました。

女性達は『電車が来たから乗りなさい』とゼスチャーで言ってくれていますが、

女性の1人は泣きそうになっていました。


別に急いでいるわけでもなかったので、
メモ帳に【アラビア語がわかりますか?】と、英語と日本語で書いて彼女達に渡し、


若い女性にこれを渡してみてください、と拙い英語で紙を渡しました。

おそらくですが、彼女達はイスラム圏ですから男性との会話も禁止されていると思います。

規律が厳しいとはいえ、地球上の約半分の女性にしか『尋ねる』こともできないのです。
女性のうちの1人は若く10代に見えました。

lineにメッセージが着ているのなら、
返信すれば良いだけなんですが、
そこで気がつきました。

読めるけど書けないのでは?と。

日本人は識字率が高いので考えられないかもしれませんが、
外国では【読めるけど書けない】人も多く見受けられます。

そこでline電話を使えれば良かったのだと思いましたが、彼女達の警戒心が非常に強く、
line画面のここから電話ができるよ、ということを伝えることができませんでした。

彼女達が無事にトラブルを回避できたかはわかりません。

今までで一番ハードに思えた『尋ね人』でした。



駄文を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。