2024年の新譜の話
今年リリースの新譜について備忘録です。
気に入ったアルバム
長谷川白紙 ”魔法学校”
Geordie Greep "The New Sound"
上記2枚はすごく気に入っています。
どちらも情報過多で刺激的な側面がある一方で、
ソングライティングの骨格がしっかりとした音楽だと思います。
実はジャズやラテンの正統な継承者なのかもしれませんね。
消化中のアルバム
Julian Lage "Speak to Me"
ジュリアンラージは先日のライブにも行ってきました。
昔LAでのライブ映像をYouTubeで見て以来、表現力豊かな演奏に惹かれています。
そのうえ、エリオットスミスの曲を取り上げたことがあると知って、
無駄に親近感が湧いてしまいました。笑
一方で、オリジナルアルバムには今一つ馴染めていなかったのですが。。
で、ライブを観るとやっぱりすごかったので、最新作をちゃんと聴いてみようかとしているところです。
76が公開されたときから、これは傑作になるのではと期待していました。
こちらは消化中としましたが、まだ評価保留という訳でもなく気に入っています。じわじわと吸収している感じですかね。
一方で、「気に入ったアルバム」が完全に消化できている訳ではなくて、外からガツンと来る感じでしょうか。割とその辺感覚で書いてます。笑
ベテラン勢
Shellac "To All Trains"
The Smile "Cutouts"
昔から聴き続けている人の新譜を楽しみにする習慣はいつの間にかなくなりました。
多分、RadioheadのA Moon Shaped Poolでどうしようもない喪失感を味わって以来でしょう。
残っていたのはLampだけだったのですが、とうとう去年のアルバムはピンと来ませんでしたね。。
とか言いつつ、チェックはしてしまいますが。
他にもJesus LizardやUnderworld等の新譜も気になりましたが、深入りはしていないです。
ベテラン勢の新譜は、「やっぱりこういうの良いよね」という確認作業に近い感じになってしまいます。
あるいは「この人たちの音楽を最新のプロダクションで聴ける」とか。
いや、とは言え、ShellacはめちゃくちゃカッコよくてWSODを全パート譜面起こしたし、The Smileではジョニーが新しい奏法を披露しているのでコピーしようとしてますが。
(なんか矛盾してますかね。。)
非リアルタイムリリースの今年のお気に入りについても、機会があれば書こうと思います。