日曜日の音楽 #7 / Plateau - Nirvana
ギターを始めた頃、手当たり次第に簡単な曲を探しては弾いていた。その頃に練習した曲のひとつがVaselinsのJesus Wants Me for a Sunbeamである。
誰も知らないだろうと、ポロポロと知人たちの前で弾いていたらニルヴァーナファンの人からその曲知ってる!と声を掛けられた。
それをきっかけにMTVアンプラグドを聴いてみたような気がする。だが、そこで衝撃を受けるような出会いでもなくて、あんまり覚えていない。
それがいつの間にか、随分時間が経った今になって、大切なアルバムになっているから不思議だ。
MTVアンプラグドで特に好きなのが、Meat PuppetsのカバーのPlateau。
カートの高音域の表現力が際立っているけれど、楽曲自体が魅力的だと思う。
そこでギターパートを弾いてみようと最近思い立った。
320033のGコードのフォームをスライドさせたボイシングが特徴的。
特にコーラス前の4XX044の怪しげな和音が好きだ。
調性の話をすると、長3度と短3度が混在し短7度を含むので、ドリアンモードとミクソリディアンモードのどちらとも言えない曖昧なモードと言える。ちょうど前回のバートヤンシュのChambertinと同様である。
あと親指の使い方が独特で、
6弦から4弦までを滑らせるように弾くようだ。
こちらのMeat Puppetsの動画の方が見やすいのでご紹介。
なかなかコツをつかむのが難しいので練習している。