8日目 フォルクスワーゲンから始めよう
今この日記を書き出したのが22時33分。15分で書き終わることを目標としているがなかなかそうは行かない。48分までに書き切ることができるだろうか?毎週水曜日は療育センターのリハビリの日である。息子を旧車のワーゲン「カラベル」に乗せて東灘区まで20分のドライブ。今朝は日射しが心地よかったのか途中で寝入る姿がバックミラーで見えた。
旧車はエンジン音がうるさいので療育センターのようなところに乗り付けるには少し不向きだ。ボロロロー。と排気音を鳴らして駐車場に止めると、馴染みのお母さんとその娘さんが近寄ってきて、「大きい車ですね」と驚いていた。これまで電車で摂津本山駅まで行き、1キロほど歩いて通っていたのだが、歩行障害のある息子は40度に迫る猛暑で歩いてくれず、とうとう車で通うことにした。真夏の抱っこは苦行中の苦行である。途中のセブンイレブンでお菓子を買い、店員のお姉さんと少し会話するのが息子の楽しみだったので、それが出来なくなるのが心残りだがしかたあるまい。しがみつく17キロの「荷物」は、腕がもげる。
ここで妻が話しかけてきて30秒手が止まる。汗取りパッドがどうたらこうたら・・・私はとっても汗かきで、だいたい夏に黒いシャツを着ると肩まわりに「塩」が浮かぶ。塩田体質なのだ。そんな体質があるのかどうかは、しっちゃことではないが、塩が採れる。
理学療法士さんのリハビリを50分やってから、放課後デイサービスのお迎えの車に引渡し、水曜日の職場である御影高校に向かうのがいつもの流れだ。今日は息子のお弁当を作っていないので子ども用バギーを押してダイエーで飲食物を買って療育センターに戻った。息子が選んだドリンクはなぜか「ザバス・ミルクプロテイン」5歳にしては渋い選択だな。冷やしうどんとドリンクを職員さんに渡して息子と別れる。(ここで23時48分!!15分経過)
旧車はエンジン音がうるさいので高校のようなところに乗り付けるには、やっぱり不向きだ。2階の職員室に入り、8月にコーディネーションした特色教育講座の報告書を作成。11月に予定している福島の高校への研修費について総務の鹿嶋さんと相談。講師を担当頂いた皆さんとの振り返りMTGを特色教育部長の橋本先生と調整。その他もろもろ3時間勤務したら、体育館と校舎の狭間に水平対向エンジンを響かせて自宅へ戻る。
職員室を出る直前にLINEに連絡があった。新開地あーと広場で何か一緒にやらない?というお誘いだった。もちろん、と返信して右ポケットの車のキーを探した。(今、23時。27分で書いたことになる)
20230913