わがまま回帰宣言
わがままに生きたい。
INFP仲介者、今や平和主義で波風立てないように生きている私も、かつては相当なわがままキッズであった。
ピアノ楽しそう!やってみたい!
お友達のハルカちゃんもやってるから私もやりたい。だがしかし、そんなものは自分自身から湧き出した「やりたい」ではない為長続きしない。案の定3日で私はピアノのレッスンに行かなくなった。
親が月謝を納めている都合上、先生が心配して私の家に家庭訪問に来た。
「マオちゃん、一緒にピアノやろう」
答えはNO一択である。
そして当時幼稚園生だった私はこう答えた。
「先生、ピアノはやらない。でもここにポケモンのポスターがあるから今から私が151匹を教えてあげる。」
我ながらベストアンサーである。
お気に入りのポケモン紹介ではない。ご丁寧に151匹、当時のフルメンバーである。
幼稚園生だったからだろうか。いやおそらく、本来の私はそのくらいわがままで、やりたいことはとことんやるし、嫌いなことは1ミリもやりたくないのだ。
高校生の頃はバンドにアコギ同好会、アカペラと歌うことだけをやっていた。友達と遊びに行く場所はもちろんカラオケが9割だった。
歌うことなら寝る間を惜しんで努力できる。
数学は絶対にやりたくない。勉強嫌い。勉強したくないから大学にも行きたくない。ずっとそう言っていたし、就職したかった。親に説得され大学には通ったが、結果的にそれに関しては感謝している。
なのに今、やりたくない経理。
やりたくない電車通勤。
やりたくないExcelとの睨めっこ。
私の日々はやりたくないで埋め尽くされている。
しかーし。
私の中にも喜びを感じる事を見つけた。それは友人や恋人のスタイリングである。
私の恋人はとにかく私服がダサいので徹底的に改善してきた。そしてその成果を見た友人が私にコーディネートを依頼してくれるようになったのだ!
嬉しい。
ファッションに詳しいわけでもないし、アパレル業界での経験は全く無いけれど、スタイリストになりた〜い!!
今日から私、スタイリストを目指すわよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?