ヒス田あさ美

ホルモンと自律神経に振り回され、気付けば32歳。 願ってもいないのに、ハプニングとアクシデントが連続するドラスティックな人生。少々過激な現実を小噺にして。寺修行、女将修行、退職代行、離婚、流産、DV、PMS。テキストに起こしてみると、あら不思議。スパイシーな人生も悪くない。

ヒス田あさ美

ホルモンと自律神経に振り回され、気付けば32歳。 願ってもいないのに、ハプニングとアクシデントが連続するドラスティックな人生。少々過激な現実を小噺にして。寺修行、女将修行、退職代行、離婚、流産、DV、PMS。テキストに起こしてみると、あら不思議。スパイシーな人生も悪くない。

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思ったことのぜんぶ。

SNSやブログの類は色々と試してきた。 現在もFacebook、twitter、インスタ、はてなブログと続けてはいるものの何かが違う。 思ったことや感じたことを嘘偽りなくつらつらと残しておきたいという私的ニーズにマッチしてるのはこのnoteなのでは?と思い、勢いではじめてみた。 28歳、関東に住んでいます。 大学は1年休学して5年通い、社会人になって今年で5年。転職を2回しました。大して苦労してないけど、ドラスティックな人生だったなと思うのでひとつひとつnoteで昇華

    • 婚活100本ノックを経て再婚。

      再婚。 私の人生には縁のない言葉だと思っていた。 それを言うなら「離婚」もしかりである。 今から約4年前、入籍して1年ほどの元夫と離婚した。離婚の理由はひとつではなかったが、決め手となったのは夫からの暴力だった。 入籍する半年ほど前から住まいを共にしていたが、そのような兆候は見られなかった。しかし入籍から2ヶ月後、コロナ禍に突入する。するとお互い家にいる時間も長くなり、これまでに経験のない不都合があらわになった。 元夫は酒に弱く、家でも外でもほとんど飲まなかった。一方

      • 社会人9年目、5回目の転職。

        慣れたもので転職も5回目である。 2016年に大学を卒業し、社会人歴は今年で9年目となる。 その間に5回仕事を変えた。 確かに、どんなことも熱しやすく冷めやすい性質ではあるが、仕事において「石の上にも3年」というのはあながち間違っていないのではとも思う。 どの口が言うのだろう。 今回の転職、つまり5回目の転職は大したことではない。1年程正社員として勤めた会社を8月末で退職し、9月から派遣社員の道へ舵を切った。 8月までは音楽関係の会社で広報の仕事をしていた。経験した

        • 上品は武器となり、時に罠となる。

          「上品」という言葉について考えることが、ここのところ幾度かあった。 私は幼い頃から好き嫌いがハッキリしており、例えば服装も鮮やかな色合いが好きで、ユニクロも着れば古着も取り入れる。TPOや男ウケを狙ってコンサバっぽい服装をすることもあるが、それは好みではなく戦略だ。 性格や振る舞いも、決して「お上品」ではない。どちらかというとざっくばらんで気兼ねなく話したいし、慇懃無礼の結果ミスリードやディスコミュニケーションになってしまうのは本末転倒だ、くらいに思っている。仕事でも、プ

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        思ったことのぜんぶ。

          結婚もしてないのに流産して手術した話

          流産。 それは妊娠した人が15%程度の確率で体験するものと聞いていた。 32歳、独身である。 まさか自分が今このタイミングで経験することになるとは想像していなかった。 ぶっちゃけ妊活には苦労する勢だと思っていた。同居している彼とは2年近い付き合いになるが、最初の1年は全く射精することがなかった。今でも性欲は薄く、きっと作業のようなセックスを繰り返し、排卵日を狙ってようやく授かるか否かのイメージをしていた。 そんな私たちが突然直面した、流産の話だ。 私は5年ほど前からピ

          結婚もしてないのに流産して手術した話

          夏バテだと思ったら流産していた話

          また1年以上の期間が空いてしまった・・・ 振り返るとそれはもうかなり色々な出来事があって、あぁ私の人生とはこういうものなのだと、今日もまた思う。 直近、流産を経験した。 念のため補足しておくが、私は独身である。 8月の終わり頃、夕飯に豚汁を作った日。 いつもと違う匂いがした。同居している彼はそんなことはないと言う。 ニオイに敏感になり始めていた。 その翌日から食事の途中で満腹感を覚えるようになり、いつもの量を食べきれなくなっていった。 夏バテかぁ。 今年の夏は暑

          夏バテだと思ったら流産していた話

          クジラが私のモチベーション

          今からちょうど一年前、私は父島にいた。 ずっと行ってみたかったけど、6日間の連続休みがないと叶わないとの事で諦めかけていた父島トリップ。転職をきっかけに有給の消化のタイミングで急遽決めたことだった。 特に何がしたいという目的はなかったのだが、「東京から24時間離れた東京都」「東洋のガラパゴス」「日本のオセアニア」といった表現に感化されずっと心をくすぐられていたのだ。 父島は小笠原諸島に属し、東京からは竹芝のフェリー乗り場から客船おがさわら丸、通称“おがまる”に乗って24

          クジラが私のモチベーション

          やりたくない厨

          転職活動が暗中模索を極めている。 やり甲斐の無い毎日に耐えかね、会社を飛び出してから1週間が経った。 転職活動するなら早い方が良いという知人の勧めと、じっとしていられない性格から退職から3日で転職活動を開始した。 やりたい事がわからないながらも、少しでも嗅覚が反応する仕事があれば応募し面接。しかしやりたい事がわかっていないままなので、面接官も「何しにきたんだ」と言わんばかりの表情である。 ちょっと面白い。 そこで私は家の中から自分の気に食わないものを排除して、好きな

          やりたくない厨

          既読の呪い

          彼氏ができるとその人のことで頭がいっぱいで、他のことはどうでも良くなってしまうのが悩みだった。 一分一秒でも長く彼と会っていたい、触れていたい、電話したい、LINEしたい。 病的だというのは分かっている。 恋人がいると自分ひとりで生きているより豊かな時間が流れることは知っている。というかむしろそれが良くてパートナーが欲しかった。人生を共有したかった。同じテレビや映画を見ても違う見方や意見が出てきておもしろいし、私がきっかけとなって彼の生活が変化するのも面白い。 しかし

          わがまま回帰宣言

          わがままに生きたい。 INFP仲介者、今や平和主義で波風立てないように生きている私も、かつては相当なわがままキッズであった。 ピアノ楽しそう!やってみたい! お友達のハルカちゃんもやってるから私もやりたい。だがしかし、そんなものは自分自身から湧き出した「やりたい」ではない為長続きしない。案の定3日で私はピアノのレッスンに行かなくなった。 親が月謝を納めている都合上、先生が心配して私の家に家庭訪問に来た。 「マオちゃん、一緒にピアノやろう」 答えはNO一択である。

          わがまま回帰宣言

          やりたいことがわからない

          30歳の春がやってきた。 無職である。 1年前には想像していなかった未来にいる。というか、私の人生ではむしろそれがスタンダードで、想像通りの1年後を迎えることはまずない。 ちょうど1年前、私は家から歩いて15分ほどの職場で派遣社員をやっていた。一般事務なので、難しいことは何もない。やりがいこそないけど、周りの人間に恵まれて何となく3年続いた仕事である。 結婚してワークライフバランスを見つめ直すタイミングで、私は総合職(企画・広報)から派遣社員へキャリアチェンジに踏み切

          やりたいことがわからない

          頭の中の検閲官

          私の恋人は、私とは全然違う。 私は文系で、彼は理系。 生い立ちもキャリアも趣味も違う。 そして決定的に違うのが感性。 私は昔から神経質で繊細な人間だったので、他人が自分の言葉をどう受け取ったとか、表情がどのように変化するのかに敏感である。と自負している。 しかし彼はその辺のセンサーが違う。 先日インプロ(即興劇)のワークショップに参加した際に聞いた、「頭の中の検閲官がはたらいている」という話。 大人になるにつれ、何か言葉を口にする前に、今この言葉を発して良いか、場

          頭の中の検閲官

          ため息と深呼吸

          また雨か。 最近雨が多いけど、雨が降ると季節が少しずつ前に進んで行くので悪い事だけでも無いのかもしれない。 あと、農家も喜ぶし。 でもなんとなくこの生暖かい空気といい、湿度といい、春は不安な気持ちになりやすい。そして今まさにその何とも言えない不安に襲われている。 過去のクラス替えとか、新学期の記憶が私をフワフワさせてるのかも。煩わしい。。 土日のデートも雨のせいで中止になった。雨でやることが無いから、退屈だから中止らしい。私は一緒に居られるだけでも良いのに。 ため

          ため息と深呼吸

          自分ひとりで頑張れない

          離職して転職活動をするのは生まれて初めてなので 無職を楽しみたいと思う。 が 何をして良いものかわからない。 これまで学校や仕事など何かしら日々のルーティンがある中で生きていた私は、際限ない自由を手に入れると持て余してしまった。 もしかして自由を謳歌するにも才能が必要なのか? ひとまず夜遅くまで起きていたり、朝アラームをかけずに寝るようになった。時間に縛られずに生きるのは楽しい。。そしてこれまで出来なかった二度寝の魅力もよく分かった。 だがそんな生活も2週間で十分

          自分ひとりで頑張れない

          無職のねがい

          いわゆる「雨女」である。 そんなのたまたまだって!と何度言われたことか。私が張り切って旅行やイベントを企画すると、その行事に対する思いが強ければ強いほど雨が降る。 如実に表れたのが9年前。 ばあちゃんに良い思いをさせたくてNHKのど自慢に出場。なんと40年ぶりの豪雪と言われる程バカみたいに雪が積もって、開催できるかどうかの瀬戸際だった。 そして今週末のデートも見事雨。 何なん? え、何かした?自分。 私の行き当たりばったりな性格って、いくら念入りに計画しても思い

          無職のねがい

          しごと、やーめた。

          日曜日のデートは楽しい。 優しい彼氏が私を抱き締めてくれる。 月曜日から金曜日、私はただひたすら日曜日を待つために耐えていた。 ちなみに土曜日は屍のように寝る。 疲れて動けないと言うより、動かないだけ。 私のしごとは死ぬほど地味だった。 ガラスビンを作る会社で会計の仕事をしていた。 朝出社して「おはようございます」と挨拶をした後、 「お疲れ様でした」までほとんど喋ることはない。 仕事の内容も地味を極めていた。 得意先の購入実績と、自社の販売実績を照合し0.01円の誤差を

          しごと、やーめた。