上品は武器となり、時に罠となる。
「上品」という言葉について考えることが、ここのところ幾度かあった。
私は幼い頃から好き嫌いがハッキリしており、例えば服装も鮮やかな色合いが好きで、ユニクロも着れば古着も取り入れる。TPOや男ウケを狙ってコンサバっぽい服装をすることもあるが、それは好みではなく戦略だ。
性格や振る舞いも、決して「お上品」ではない。どちらかというとざっくばらんで気兼ねなく話したいし、慇懃無礼の結果ミスリードやディスコミュニケーションになってしまうのは本末転倒だ、くらいに思っている。仕事でも、プ